ヨセフ・フライナーデメッツは1852年北イタリアのブレッサノーネ・ブリクセン教区のオイエス・アブタイに生まれる。1875年に教区司祭として叙階、1878年に、オランダのシュタイルで始まった神言修道会に入会。1879年に中国に派遣され宣教活動に従事。1898年に喉頭と肺炎を患い、一時長崎で短期間の湯治療養を行って中国に帰国。福音宣教に生涯を献げ尽くして1908年1月28日にタイキャ(戴家)で帰天。
1975年10月19日に教皇パウロ六世により列福。列聖調査では、名古屋の南山大学在籍中のメノナイト派の白血病の学生が福者ヨセフ・フライナーデメッツの取り次ぎを願うノベナと病者の塗油により奇跡的に完治したことが認められる。2003年10月5日に聖アーノルド・ヤンセンとともに教皇ヨハネ・パウロ二世により列聖。