復活節第6土曜日 (ヨハ16,23b-28)

復活節第6土曜日 (ヨハ16,23b-28)

「あなたがたがわたしの名によって何かを父に願うならば、父はお与えになる。今までは、あなたがたはわたしの名によっては何も願わなかった。願いなさい。そうすれば与えられ、あなたがたは喜びで満たされる。」ヨハ16,23-24

イエスの名は、魔法の言葉ではありません。つまりイエスの名を唱えるだけで、すべての願いがかなえられるとか、欲しいものを何でも手に入れることができるわけではありません。イエスの名によって祈るとは、イエスが父である神と心を一つにして祈ったように、イエスと心を一つにして祈ることなのです。

私たちは、父である神が私たちのすべての真の必要性を満たしたいと望んでおられることをますます強く信じ、神に信頼することによって、神が私たちの中で、また、私たちを通してますます自由に働き、私たちに関するご自分の計画を実現することができますように祈りましょう。

いのちの源である神よ、
わたしたちがよい業に励み、
み旨を行うよう導いてください。
いつもよりよいものを目指して進み、
主の死と復活の神秘を生きることができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。