年間第22月曜日 (ルカ4,16-30)
「皆はイエスをほめ、その口から出る恵み深い言葉に驚いて言った。『この人はヨセフの子ではないか。』」ルカ4,22
イエスが語った「恵み深い言葉」を聞いたナザレの人々が驚いたのは、イエスからそんな言葉を聞くとは期待していなかったからでしょうが、彼らはイエスの言葉の素晴らしさを認めることができても、心が閉じていたので、この言葉を受け入れることができず、この言葉がもたらしていた恵みを無駄にしてしまったのです。
私たちは、意外に素晴らしい経験をするときに、ナザレの住民のように、それに驚くことで留まることなく、それにおいて神の働きとこの働きが表す神の愛を見出して、神の導きに従うことができるように、開かれた心を持つ恵みを願いましょう。
全能永遠の神よ、 あなたを愛する心をお与えください。 復活の信仰に生きるわたしたちが、人々の中で、 絶えずそのあかしを立てることができますように。 聖霊の交わりの中で、 あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、 わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。