年間第24金曜日 (ルカ8,1-3)
「そのほか多くの婦人たちも一緒であった。彼女たちは、自分の持ち物を出し合って、一行に奉仕していた。」ルカ8,3
マグダラのマリアと他の多くの婦人たちがイエスに従ったのは、イエスから何らかの利益を求めたからではなく、イエスと使徒たちに奉仕をすることによって、既に頂いた恵み、悪からの解放や癒していただくことを感謝したいと思ったからです。そのためにこそ、彼女たちは、イエスが力強く活動をなさっていて、多くの人々から尊敬されたときだけではなく、もう何もできないと思われたときも、イエスの仲間であることが危険であったときにも、イエスに従いイエスのそばにいることができたのです。
私たちはこの婦人たちに倣って、既にいただいている恵みを思い出して、必要に応じてイエスに従う動機を正し、どんな状況においても、イエスに忠実に生きることによって、イエスに対する私たちの愛が完成され、私たちも、イエスの勝利と復活の喜びにあずかることができますように祈りましょう。
わたしたちの神である父よ、 心を尽くしてあなたに仕え、 すべての人を愛する恵みをお与えください。 聖霊の交わりの中で、 あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、 わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。