「弟子のヤコブとヨハネはそれを見て、『主よ、お望みなら、天から火を降らせて、彼らを焼き滅ぼしましょうか』と言った。イエスは振り向いて二人を戒められた。」ルカ9,54-55
誰かが自分の望みを満たさないならば、ヤコブとヨハネのように、この人により大きな害を与えることによって復讐したいと思う人、また、実際に復讐する人が大勢いるようです。けれども、イエス・キリストは歓迎されない時のみならず、迫害された時も、十字架に付けられた時にも、復讐しなかっただけではなく、この人たちのためにできる限り善を行ったのです。ご自分の加害者に対するこのような態度によってイエスは、罪人に対する神ご自身の忍耐と善意、つまり、無条件で変わることのない愛を、示してくださったのです。
私たちは、神のいつくしみ深い愛を感謝しながら、イエス・キリストと同じように、自分に対して善を行ってくれた人のためだけではなく、悪いことをした人のためにも、善を行うことによって、神ご自身の愛を伝えることができますように祈りましょう。
父である神よ、 あなたは、小さい者、自分を低くする者に 天の国を備えてくださいます。 聖テレジアが示した信頼の道をわたしたちも歩み、 聖女の取り次ぎに支えられて、 栄光のいのちにあずかることができますように。 聖霊の交わりの中で、 あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、 わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。
