四旬節第3木曜日 (ルカ11,14-23)

「わたしが神の指で悪霊を追い出しているのであれば、神の国はあなたたちのところに来ているのだ。」ルカ11,20

この世に働いている力の中では、そのやかましさのために、悪の力が一番強いものに見えるでしょうが、イエス・キリストがご自分の言葉と行い、特に復活によって示してくださった通りに、実際に最も力強いのは、イエスが示した静かな愛の力なのです。

私たちはどんな状況においても、イエスの教えに基づいて愛の最終的な勝利を信じ、いつも愛を頼りにして、愛に忠実に生きることができますように。そして、私たちの中にある悪にも、外にある悪にも打ち勝ち、愛の力を証しし、愛が支配している神の国の味方がますます増えますように祈りましょう。

聖なる父よ、
み前にへりくだって祈ります。
主の過越の神秘をふさわしく祝うことができるよう、
回心の道を歩み続けるわたしたちを力づけてください。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって祈ります。アーメン。

四旬節第3水曜日 (マタ 5,17-19)

「わたしが来たのは律法や預言者を廃止するためだ、と思ってはならない。廃止するためではなく、完成するためである。はっきり言っておく。すべてのことが実現し、天地が消えうせるまで、律法の文字から一点一画も消え去ることはない。」マタ5,17-18

移り変わる世界の中には、変わらないもの、普遍的なものがあります。それは、創造主である神が定めた人生の目的であり、この目的が人生に与える意義と人生の目的に導く生き方なのです。

ますます多くの人々が、父である神がイエス・キリストによって現してくださった、人間についての普遍的な真理を知ることができますように。そしてこの真理に基づいて人間らしく生き、人間として成長し、完成されて、人間にしか味わえない喜びと幸福を、受け入れることができますように祈りましょう。

父である神よ、
あなたは、受難節の務めを通して恵みを与え、
みことばによって養ってくださいます。
わたしたちが自我を捨て、真心からあなたに仕え、
いつも心を一つにして祈ることができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって祈ります。アーメン。

四旬節第3火曜日 (マタ18,21-35)

「わたしがお前を憐れんでやったように、お前も自分の仲間を憐れんでやるべきではなかったか。」マタ18,33

父である神が私たちの罪をゆるしてくださるとは、罪を犯すことによって神から離れた私たちを、再びご自分との交わりに受け入れてくださるということです。神との正しい関係に生きている人は、神の心に適って生きていますので、私たちは、実際に自分の罪のゆるしを受けたかどうか、つまり、父である神と和解したかどうかということを、自分自身の生き方、特に隣人に対する自分の態度によって分かるのです。

私たちは、父である神の罪のゆるしを受けて、神と和解することができますように。そして、神と正しい関係に入り、神の心に適って愛に生き、神からいただいた愛といつくしみを他の人と分かち合うことができますように祈りましょう。

永遠の神よ、
わたしたちを見捨てることなく、
いつもいつくしみを注いでください。
恵みに支えられて、
心からあなたに仕えることができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって祈ります。アーメン。