四旬節第2火曜日 (マタ23,1-12)

「あなたがたのうちでいちばん偉い人は、仕える者になりなさい。だれでも高ぶる者は低くされ、へりくだる者は高められる。」マタ23,11

神が人間が期待している通りに働いてくれないとか、人間が期待しているような賜物や報いを与えてくれないならば、この人はがっかりします。神に対してがっかりしている人は、自分の働きによって得られるような利益を得られるように、そしてそれで満足するように誘惑されています。律法学者やファリサイ派の人たちのように、この誘惑に陥る人間は、表面的に信仰を持ち続けても、神のもとに留まるつもりであっても、実際には神から離れていくし、滅びへの道を歩んでいるのです。

私たちは、思い通りにならないときにも、イエスを信頼し続け、イエスが与えてくださった約束がもたらす希望に強められて、イエスの導きに従うことによって救いへの道を歩み続けることができますように祈りましょう。

全能の神よ、
あなたの教会を、いつもいつくしみをもってお守りください。
あなたから離れては立つことのできないわたしたちを恵みによって支え、
滅びの道から遠ざけ、救いに導いてくださいますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって祈ります。アーメン。

四旬節第2月曜日 (ルカ6,36-38)

「あなたがたの父が憐れみ深いように、あなたがたも憐れみ深い者となりなさい。」ルカ6,36

父である神の愛といつくしみは無限ですし、神はそのすべてを私たちに与えたいと望んでおられますので、私たちが完全に満たされることを妨げる唯一の問題というのは、私たち自身の心であるわけです。

私たちはイエス・キリストに従い、私たちの愛が非常に小さなものであってもそれを実践することによって、自分の心の成長を促進することができるように祈りましょう。そして、神の愛といつくしみをますます豊かに受け入れることによって、最終的に愛である神ご自身を受け入れることができますように祈りましょう。

すべてを治められる神よ、
あなたは、魂をいやすためにからだの節制をお命じになりました。
わたしたちがすべての罪を遠ざけ、
あなたの愛のすすめにこたえることができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって祈ります。アーメン。

四旬節第1土曜日 (マタ5,43-48)

「あなたがたも聞いているとおり、『隣人を愛し、敵を憎め』と命じられている。しかし、わたしは言っておく。敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。あなたがたの天の父の子となるためである。」マタ5,43-45

自分に対して敵意を持って悪を行う人々を憎み、彼らを傷付けたり殺したりするならば、朽ちるものを守ることができるかもしれませんが、憎む人の仲間、他人に害を与えたり、他人を殺したりする人の仲間になるのです。けれども、彼らを愛する、つまり、彼らのために善を行うならば、朽ちるものを失うかもしれませんが、愛する人の仲間、善を行う人の仲間になります。イエス・キリストのお蔭で、今は恵みの時ですので、誰でも自分の生き方と自分の仲間を自由に選ぶことができるのです。

ますます多くの人々がイエス・キリストの生き方を選んで、神の子になり、イエスをはじめ、他の神の子らと共に父である神の愛にあずかって、永遠に生きることができますように祈りましょう。

永遠の父よ、
罪深い民をあなたに立ち帰らせてください。
わたしたちが、一つの必要なものを絶えず求め、
愛の業を通して、ひたすらあなたに仕える者となりますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって祈ります。アーメン。