年間第1金曜日 (マコ2,1-12)

「四人の男が中風の人を運んで来た。しかし、群衆に阻まれて、イエスのもとに連れて行くことができなかったので、イエスがおられる辺りの屋根をはがして穴をあけ、病人の寝ている床をつり降ろした。」マコ2,3-4

人間は神の命と愛にあずかるために創造されていますので、神との愛の交わりに生きているときだけ、真に幸せです。それゆえに、誰かを神のもとに導くことは、この人のために最善のことを行うことであり、最高の愛の実践なのです。

私たちは、様々な妨げに出遭っても、それを乗り越えて、ますます多くの人々を、人間と神との唯一の仲介者であるイエス・キリストのもとに導くことができますように祈りましょう。

聖なる父よ、
あなたは聖アントニオが、砂漠の孤独の中
であなたに仕えるよう選ばれました。
聖人の取り次ぎを 求めるわたしたちが、自分を捨て、
すべてを越えてあなたを愛することができるよう、
恵みをお与えください。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。
全能永遠の神よ、
あなたの恵みは限りなく、
人の思いをはるかに超えて世界の上に注がれます。
わたしたちを罪の重荷から解放し、
まことの自由に導いてください。 
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

年間第2水曜日 (マコ3,1-6)

「そこで、イエスは怒って人々を見回し、彼らのかたくなな心を悲しみながら、その人に、『手を伸ばしなさい』と言われた。伸ばすと、手は元どおりになった。」マコ3,5

人間の頑なな心は、イエスの深い悲しみと怒りの原因となっています。なぜなら、その人が心を開かない限り、父である神は御ひとり子を与えるほどに人を愛しておられても、その人に必要な善を与えることも、愛を心の中に注ぐこともできないし、その人は、神の尊い恵みを無駄にし、他人を傷つけ、自分の滅びを招くことになるからです。したがって、この怒りは人に対する怒りではなく、それだけ酷い結果をもたらす頑なな心という現状に対する怒りなのです。

ますます多くの人々が、神のいつくしみ深い愛の素晴らしさを知り、父である神に信頼するようになり、心を開いて神の愛と命を受け入れることができますように祈りましょう。

聖なる父よ、
あなたは倒れていた世界を、
キリストの死によって、
新しいいのちに立ち上がらせてくださいました。
信じる者を罪の束縛から解放し、
終わりのない喜びを味わわせてください。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

年間第2火曜日 (マコ2,23-28)

「そして更に言われた。『安息日は、人のために定められた。人が安息日のためにあるのではない。』」マコ2,27

神が、掟によって人間を支配したり、コントロールしたりすると考える人が大勢いるようですが、イエス・キリストが教えているとおりに、人間が作った法律と違って、神が与えてくださった掟は、必ず人のためになるものなのです。つまり、神が何かを禁じるのは、それが人間にとって悪いもので、害を与えるものであるからです。また、何かを命じるのは、それが人間にとって良いもので、人間を生かすものであるからです。

私たちは、父である神がイエス・キリストを通して与えてくださった教えを、永遠の命への道しるべとして受け入れ、この教えが示している道を歩むことによって、人間として成長し、完成されますように祈りましょう。

神よ、 あなたはこの世の弱い者を選び、
強い者をはずかしめられます。
聖アグネスの殉教を記念するわたしたちが、
その信仰と勇気に見習うことができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。
全能の神よ、
わたしたちがいつも聖霊の光を求め、
ことばと行いをもって、
み旨を果たすことができるように導いてください。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。