年間第32金曜日 (ルカ17,26-37)

「自分の命を生かそうと努める者は、それを失い、それを失う者は、かえって保つのである。言っておくが、その夜一つの寝室に二人の男が寝ていれば、一人は連れて行かれ、他の一人は残される。二人の女が一緒に臼をひいていれば、一人は連れて行かれ、他の一人は残される。」ルカ17,33-35

同じところで暮らしても、同じような仕事をしても、人の心の状態や動機によって結果は全く異なります。自分のためにだけ生き、自分のためにだけ働く人は、他の人からも神からも離れて、永遠の孤独と自分の滅びに向かっていますが、自分以外の誰かのために生き、誰かのために働く人は、他の人との繋がりも神との繋がりも深めて、救いに向かって生きているのです。

私たちは、イエス・キリストの模範に励まされて、その教えを信頼することによって、自分のためだけではなく、他の人のためにも生きることができますように祈りましょう。

全能の神よ、
あなたの支配に逆らう悪の力を滅ぼしてください。
罪から解放されたわたしたちがあなたの国を待ち望み、
正義を行う者となることができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

年間第32木曜日 (ルカ17,20-25)

 「実に、神の国はあなたがたの間にあるのだ。」ルカ17,21

神の国が私たちの間にあるというのは、私たちがどんな現実においても、どんな環境に生きていても、そこで、イエスに出会うことができますし、イエスを通して父である神との愛の交わりのうちに生きることができるということなのです。

私たちは、霊的な成長のための理想的な環境を探求したりするのではなく、現在生きている場所で、信仰の目でイエス・キリストの現存を見出し、イエスと共に生きることによって、この場所をより良いものにすることができますように祈りましょう。

すべてを治められる父よ、
み旨にしたがって生きる人に、
あなたは神の国の喜びを備えてくださいます。
あなたからいただくすべてのものが、
救いのみわざの完成に役立つものとなりますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

 

年間第32水曜日 (ルカ17,11-19)

「イエスは言われた。『清くされたのは十人ではなかったか。ほかの九人はどこにいるのか。この外国人のほかに、神を賛美するために戻って来た者はいないのか。』」ルカ17,17-18

私たちのすべての良い体験は、すべての良いものの与え主である神の賜物ですが、イエスに癒していただいても感謝しなかった9人と同じように、多くの人々はこの賜物を頂いても、それを神の賜物として認めず、ただ「運が良かった」とか、「自分がよくやった」などと思ったりするようです。

私たちが頂く良いものが神の賜物であるという事実を認めることによって、この賜物を通して神の愛を知ることができますように。そして、この賜物を神に感謝することによって、神との関わりを深めることができますように祈りましょう。

恵み豊かな神よ、
わたしたちの信仰、希望、愛を強めてください。
すべてに越えてあなたを愛し、
約束された永遠のいのちを受けることができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。