年間第27水曜日 (ルカ11,1-4)

「イエスは言われた。『祈るときには、こう言いなさい。「父よ、/御名が崇められますように。御国が来ますように。私たちに必要な糧を毎日与えてください。」』」ルカ11,2-3

イエスが教えてくださった祈りは、人間が知らなくても、父である神がよく知っておられる人間の最も大きな必要性と同時に、人間の心の最も大きな望みを表しているのです。

私たちは、「主の祈り」を度々唱えることによって、自分の心の望みを段々と強く自覚することができますように。そして心をますます広く開いて、私たちを愛しておられるがゆえに、常に私たちを生かしてくださるいつくしみ深い父の手から必要な恵みをいただき、私たちの最も深い望みがますます豊かに満たされますように祈りましょう。

恵み豊かな神よ、
あなたを仰ぎ見る民の、心からの願いを顧みてください。
わたしたちが何をなすべきかを知り、
果たすべき使命を全うすることができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

年間第27火曜日 (ルカ10,38-42)

「主はお答えになった。『マルタ、マルタ、あなたは多くのことに思い悩み、心を乱している。しかし、必要なことはただ一つだけである。マリアは良い方を選んだ。それを取り上げてはならない。』」ルカ10,41-42

イエスのために働くことが、イエスに対する愛とか、イエスの言葉に対する信頼の表現であるならば、そのような働きは、私たちのイエスとの交わりを深めるものになります。けれども、イエスのために働くつもりであっても、この働きの原動力が、イエスへの愛や信頼ではなく、私たちの野心や欲望であるという恐れがあります。その場合は、働けば働くほどイエスに近づくのではなく、逆にイエスから段々と離れて行くのです。

私たちは毎日、イエスとともに静かな時間を過ごし、イエスの言葉に耳を傾けることによって、イエスのために働く動機を再確認し、必要に応じてそれを正すことができますように祈りましょう。

いつくしみ深い父よ、
あなたを深く愛する心をお与えください。
すべてにおいてあなたを愛し、
人の思いをはるかに越えたしあわせに
あずかることができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

 

年間第27月曜日 (ルカ10,25-37)

「『さて、あなたはこの三人の中で、だれが追いはぎに襲われた人の隣人になったと思うか。』律法の専門家は言った。『その人を助けた人です。』そこで、イエスは言われた。『行って、あなたも同じようにしなさい。』」ルカ10,36-37

神との愛の交わりである永遠の命を受け入れるためには、やはり、神の愛を受け入れて、自ら神を愛すること以外には何もないでしょう。そして、神を愛し、愛によって神と結ばれた人は、神が愛しておられる他の人を自然に愛するようになるわけですので、私たちが本当に神の愛を受けて、神を愛しているかどうかということは、他の人に対する自分の態度によって分かるわけです。

私たちは、助けを必要としている人が、例えば身内の人でなくても、他の何の関係もなく私たちの責任ではないと思っても、イエス・キリストと同じように自分から進んで、この人にできる限りの善を行うことによって、真の愛を実践しながら、神との愛の交わりを深めることができますように祈りましょう。

恵み豊かな父よ、
いつくしみをわたしたちの心に注いでください。
みことばが人となられたことを
信仰によって知ったわたしたちが、
聖母の祈りに支えられ、
御子の苦しみと死を通して、
復活の栄光にあずかることができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。
聖なる父よ、
あなたはキリストによってわたしたちをあがない、
神の子どもとしてくださいます。
あなたの愛を受けた民を顧み、御子を信じる人々に、
まことの自由と永遠の喜びをお与えください。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。