年間第26木曜日 (ルカ10,1-12)

「その後、主はほかに七十二人を任命し、ご自分が行くつもりのすべての町や村に二人ずつ先に遣わされた。」ルカ10,1

イエス・キリストは、すべての人の救いのため、つまり、すべての人々が神の命にあずかるようになるために、父である神によって遣わされた方なのです。他に救い主は与えられていませんので、人間はイエス・キリストを受け入れることによってのみ、人生の目的であり、人間にとって最高の幸福の状態である救いを、得ることができるのです。

信仰と愛によってイエス・キリストと結ばれた私たちは、頂いた救いの恵みに忠実に生き、与えられた使命を果たすことによって、多くの人々をイエス・キリストのもとに導くことができますように祈りましょう。

 

年間第26水曜日 (ルカ9,57-62)

「一行が道を進んで行くと、イエスに対して、『あなたがおいでになる所なら、どこへでも従って参ります』と言う人がいた。イエスは言われた。『狐には穴があり、空の鳥には巣がある。だが、人の子には枕する所もない。』」ルカ9,57-58

命と愛、また、すべての恵みの源である神以外のものを、自分の幸福の絶対的な条件として考え、それを神よりも大事にすることは、偶像礼拝で、しかもこの人をはじめ、この人と繋がっている人々に、死をもたらす偶像礼拝なのです。

私たちが、神が私たちに与えてくださったイエス・キリストを信じて、イエスを頼りにし、イエスに忠実に従うことによって、父である神に真の礼拝をささげることができますように。そして、自分のためだけではなく、私たちの周りにいる人々のためにも、命と愛、また必要な恵みを、ますます豊かに受け入れることができますように祈りましょう。

いつくしみ深い父よ、
あなたを深く愛する心をお与えください。
すべてにおいてあなたを愛し、
人の思いをはるかに越えたしあわせに
あずかることができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

年間第26火曜日 (ルカ9,51-56)

「弟子のヤコブとヨハネはそれを見て、『主よ、お望みなら、天から火を降らせて、彼らを焼き滅ぼしましょうか』と言った。イエスは振り向いて二人を戒められた。」ルカ9,54-55

誰かが自分の望みを満たさないならば、ヤコブとヨハネのように、この人により大きな害を与えることによって復讐したいと思う人、また、実際に復讐する人が大勢いるようです。けれども、イエス・キリストは歓迎されない時のみならず、迫害された時も、十字架に付けられた時にも、復讐しなかっただけではなく、この人たちのためにできる限り善を行ったのです。ご自分の加害者に対するこのような態度によってイエスは、罪人に対する神ご自身の忍耐と善意、つまり、無条件で変わることのない愛を、示してくださったのです。

私たちは、神のいつくしみ深い愛を感謝しながら、イエス・キリストと同じように、自分に対して善を行ってくれた人のためだけではなく、悪いことをした人のためにも、善を行うことによって、神ご自身の愛を伝えることができますように祈りましょう。

父である神よ、
あなたは、小さい者、自分を低くする者に
天の国を備えてくださいます。
聖テレジアが示した信頼の道をわたしたちも歩み、
聖女の取り次ぎに支えられて、
栄光のいのちにあずかることができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。