年間第21木曜日 (マタ24,42-51)

「だから、目を覚ましていなさい。いつの日、自分の主が帰って来られるのか、あなたがたには分からないからである。」マタ24,42

私たちの主イエス・キリストは、ある決まった時間とか、決まった状況においてのみ働いておられるのではなく、いつも私たちと共にいてくださり、どんな状況においても働いておられるのです。

私たちは、絶えず「目を覚ましていて」、共にいてくださるイエスと対話しながら、イエスの働きに協力し、イエスの導きに従い、イエス・キリストの再臨のために必要な準備をすることができますように祈りましょう。

全能の神よ、
わたしたちがいつも聖霊の光を求め、
ことばと行いをもって、
み旨を果たすことができるように導いてください。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

年間第21水曜日 (マタ23,27-32)

「律法学者たちとファリサイ派の人々、あなたたち偽善者は不幸だ。白く塗った墓に似ているからだ。外側は美しく見えるが、内側は死者の骨やあらゆる汚れで満ちている。」マタ23,27

主イエスによって偽善者と呼ばれていた、律法学者たちとファリサイ派の人々の一番大きな問題とは、他の人を騙して、自分たちが正しい人であると信じさせたことではなく、自分たち自身がその嘘を信じていたということなのです。なぜなら、現実にさからって自分が良い人で、正しい人であると確信を持っている人は、何の問題もないと思って安心して、誇りを持って生きているのでしょうが、心にある問題が無くならないだけではなく、段々と悪化していき、この人が自分の問題を認めて、それを解決しない限り、本当に良い人間、愛に生きる人間になる可能性はないからです。

私たちは、律法学者たちやファリサイ派の人々と違って、自分の善行に頼るのではなく、神のいつくしみ深い愛に頼ることによって、安心して自分の問題を認めることができますように。そして、神の力に助けられて、この問題を解決することによって成長し、イエスのように愛に満たされた、神の心に適う人間になることができますように祈りましょう。

全能永遠の神よ、
聖アウグスチヌスの精神を 
現代の教会によみがえらせてください。
英知の泉、愛の源を求めるわたしたちが、
あなたのうちにいこいを見いだすことができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

8月29日 洗礼者聖ヨハネの殉教 (マコ6,17-29)

「客の手前、少女の願いを退けたくなかった。そこで、王は衛兵を遣わし、ヨハネの首を持って来るようにと命じた。」マコ6,26-27

有力者であったヘロデ王は、神の呼びかけを無視して、段々と大きな罪を犯し、この罪の虜になったがゆえに、自由を失い、心を痛めながらも、自分の意志に逆らって、無実な人の命を奪うようになってしまったのです。

洗礼者ヨハネは、逆に、神の言葉に従うことによって、批判や監禁されても、また、死を前にしても、与えられた使命を果たすことができるほど心が強くなり、自由になって、救い主の有力な協力者になったのです。

洗礼者ヨハネと同じように私たちも、神の言葉に忠実に従うことができますように。そして、世の救い主イエス・キリストのために、多くの人の心がキリストへと向かうための道を、整えることができますように祈りましょう。

すべてを導かれる神よ、
洗礼者聖ヨハネは、その誕生においても死においても、
御子キリストの先がけとなって主の道を備えました。
真理と正義のためにいのちをささげた聖人にならい、
わたしたちも、
力を尽くして福音のあかしとなることができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。