年間第15木曜日 (マタ11,28-30)

「わたしの軛を負い、わたしに学びなさい。そうすれば、あなたがたは安らぎを得られる。わたしの軛は負いやすく、わたしの荷は軽いからである。」マタ11,29-30

   人間は、いくら大きな力を持っても、自力では幸せにならないので、自分の力によって幸せを手に入れようとする努力は、目指す結果が得られる可能性のないような労苦と同じように、空しいし辛いし、恐れや不安をもたらします。逆に、愛している人の善のための労苦は、実際に辛くても、それほど辛く感じていないし、喜びと平安をもたらすようなものなのです。

私たちは、真の平和と安らぎ、永遠に続く幸福を与えることのできる唯一の方であるイエス・キリストに、すべてをゆだねることによって、安心して生き、キリストの愛の力によって強められて、与えられた使命を果たし、より多くの人を支え、生かすことができますように祈りましょう。

全能永遠の神よ、
あなたの恵みは限りなく、
人の思いをはるかに超えて世界の上に注がれます。
わたしたちを罪の重荷から解放し、
まことの自由に導いてください。 
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

年間第15水曜日 (マタ11,25-27)

「そのとき、イエスはこう言われた。『天地の主である父よ、あなたをほめたたえます。これらのことを知恵ある者や賢い者には隠して、幼子のような者にお示しになりました。そうです、父よ、これは御心に適うことでした。』」マタ11,25-26

幼い子どもが、大人の助けがなければ生きることができないように、すべての人々は、父である神の助けなしに生きることができません。まして、私たちは、自分の力だけでは神の国に入り、永遠の命を手に入れることなどできないのです。

ますます多くの人々が自分の限界を認めて、幼子のように謙虚になって、全能の神である父の助けを受け、父を信頼し、その導きに従って生きることができますように祈りましょう。

全能永遠の神よ、
わたしたちは、
聖霊によってあなたの子どもとしていただきました。
あなたを父と呼ぶわたしたちを、
約束された永遠のいのちに導いてください。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

年間第15火曜日 (マタ11,20-24)

「カファルナウム、お前は、天にまで上げられるとでも思っているのか。陰府にまで落とされるのだ。お前のところでなされた奇跡が、ソドムで行われていれば、あの町は今日まで無事だったにちがいない。」マタ11,24

   イエス・キリストは、ご自分の行いと言葉によって、神のいつくしみ深い愛を現し、例外なくすべての人々が父である神に愛されて、愛の交わりに招かれているということを力強く宣べ伝えましたが、同時にこの招きには、期限があるということをはっきりと教えました。この期限が過ぎたら、神の愛の招きを受け入れなかった人は、神の愛に応えたいと望むようになっても、永遠にそれができないということです。

神の愛の交わりへの招きをすでに受け入れた人々は、神の愛に忠実に生きることによって、神の招きを他の人に伝えることができますように祈りましょう。

全能の神よ、
あなたの支配に逆らう悪の力を滅ぼしてください。
罪から解放されたわたしたちがあなたの国を待ち望み、
正義を行う者となることができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。