復活節第6木曜日 (ヨハ16,16-20)

「はっきり言っておく。あなたがたは泣いて悲嘆に暮れるが、世は喜ぶ。あなたがたは悲しむが、その悲しみは喜びに変わる。」ヨハ16,20

人間が誰かを愛するようになると、相手の苦しみが自分の苦しみになります。また、この人と一緒にいることができないとか、話をすることができないというようなことも苦しみをもたらします。このような、愛に伴う苦しみを避けるために、愛そのものを諦める人が大勢いるようですが、苦しみの中にも愛にとどまる人の愛だけが完成されるのです。

愛によってイエスと結ばれた私たちは、どんな状況においてもこの愛に忠実に生きることができますように。そして、私たちの愛が完成され、この世が知らない喜びの内に、イエスと共に永遠に生きることができますように祈りましょう。

全能の神よ、
救いの恵みにあずかったあなたの民を顧みてください。
主の復活を喜び、
いつも感謝のうちに生きることができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

 

年間第28水曜日 (ルカ11,42-46)

「それにしても、あなたたちファリサイ派の人々は不幸だ。薄荷や芸香やあらゆる野菜の十分の一は献げるが、正義の実行と神への愛はおろそかにしているからだ。これこそ行うべきことである。もとより、十分の一の献げ物もおろそかにしてはならないが。あなたたちファリサイ派の人々は不幸だ。会堂では上席に着くこと、広場では挨拶されることを好むからだ。」ルカ11,42-43

神の愛と力を知らずに、神に頼らない人たちは、利用できそうなものを、何でも利用することによって、自分の欲望を満たし、少しでも、幸せになろうとしていますが、手に入れるのは、あまり価値のないものであるだけではなく、自分に害を与えるものもありますので、努力すればするほど、幸せにならないだけではなく、ますます不幸になるのです。

私たちは、幸せになりたいという望みをあきらめることなく、自分の力だけでは幸せになれないという限界を素直に認めて、私たちの父であり、宇宙万物の創り主である神を信頼して、与えられた使命を果たし、示された道を歩んで、神が私たちのために準備してくださった幸せを受け入れることができますように祈りましょう。

いつくしみ深い父よ、
あなたはわたしたちを選び、光の子としてくださいました。
わたしたちが罪のやみに迷うことなく、
いつも真理の光のうちに歩むことができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

復活節第6水曜日 (ヨハ16,12-15)

「その方、すなわち、真理の霊が来ると、あなたがたを導いて真理をことごとく悟らせる。その方は、自分から語るのではなく、聞いたことを語り、また、これから起こることをあなたがたに告げるからである。その方はわたしに栄光を与える。」ヨハ16,13-14

   イエスを知るために神の言葉である聖書を読むこと、読んだことの理解を深めるためにそれを黙想したり、それについて勉強したりすることが大事ですが、決定的なのは、イエスが遣わしてくださった聖霊を受け入れ、聖霊の導きに従うことなのです。

私たちは、理解したことや、正しいと思って神の望みであると信じたことを実行することによって、聖霊の導きに従うことができますように祈りましょう。

万物を治められる神よ、
御子イエスの復活を祝うわたしたちを顧みてください。
救い主が再び来られる時、
すべての聖人とともに喜び迎えることができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。