年間第22金曜日 (ルカ5,33-39)

「人々はイエスに言った。『ヨハネの弟子たちは度々断食し、祈りをし、ファリサイ派の弟子たちも同じようにしています。しかし、あなたの弟子たちは飲んだり食べたりしています。』」ルカ5,33

洗礼者ヨハネの弟子たちも、ファリサイ派の弟子たちも、神の祝福を受け入れるために掟を守ったり、いろいろな修業をしたりしたというのは、神のいつくしみではなく、自分たちの行い、自分たちの努力に頼っていたからです。

私たちが罪人であったときに私たちを愛し、私たちを救うためにこの世に御ひとり子を遣わしてくださった、いつくしみ深い父である神の愛を頼りにして、喜びのときも、苦しみのときもイエス・キリストと共に生き、お祝いや楽しい食事会をとおしても、断食や他の犠牲をとおしてもイエスとの交わりを深め、無償の祝福を受け入れることができますように祈りましょう。

万物を治められる神よ、
世界の歩みを力強く導いてください。
現代に生きる教会が人々に仕え、
平和のために尽くすことができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

復活節第4土曜日 (ヨハ14,7-14)

 「イエスは言われた。『フィリポ、こんなに長い間一緒にいるのに、わたしが分かっていないのか。わたしを見た者は、父を見たのだ。なぜ、「わたしたちに御父をお示しください」と言うのか。わたしが父の内におり、父がわたしの内におられることを、信じないのか。わたしがあなたがたに言う言葉は、自分から話しているのではない。わたしの内におられる父が、その業を行っておられるのである。』」ヨハ14,9-11

  イエスは、ご自身が仰っているように、父である神と一体となっていますので、イエスを見ることは神を見ること、イエスの言葉を聞くのは神の言葉を聞くこと、イエスを知ること、つまりイエスと繋がることは、神ご自身と繋がることになるわけです。

私たちは、イエスの言葉に聞き従い、イエスと共に生きることによって、イエスとの絆をますます強めることができますように祈りながら、私たちの言葉と行いをとおして、イエスの愛、イエスご自身をますます正確に現すことができますように祈りましょう。

全能永遠の神よ、
御子イエズスの死と復活の恵みを
わたしたちのうちに実らせてください。
洗礼によって新たに生まれたわたしたちが、
生活の中で信仰のあかしを立て、
永遠の喜びを受けることができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

 

年間第23水曜日 (ルカ6,20-26)

「イエスは目を上げ弟子たちを見て言われた。『貧しい人々は、幸いである、/神の国はあなたがたのものである。・・・しかし、富んでいるあなたがたは、不幸である、/あなたがたはもう慰めを受けている。』」ルカ6,20. 24

多くの人の考えに逆らって、イエスが教えてくださる通りに、人間が自然に避けようとするいろいろな苦しみは幸福への道になり得るし、人間が自然に求めているいろいろな喜びや楽しみは、幸福を妨げるものになり得るのです。従って、苦しみは、幸福を不可能にする意味での絶対的な悪ではないので、どうしても避けるべきものでもないし、喜びや楽しみは、幸福への唯一の道という意味での絶対的な善でもないので、どうしても追求しなければならないようなものではないのです。

私たちは、自分の思いや望みではなく、最高の幸福の唯一の源であり、その与え主である神の望みに従って生きることによって、神との交わりを深めることができるように祈りましょう。

全能永遠の、神である父よ、
わたしたちの行いが、
いつもみ旨にかなうよう導いてください。
御子キリストのうちにあって、
豊かな実りを結ぶことができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。