復活節第3金曜日 (ヨハ6,52-59)

「イエスは言われた。『はっきり言っておく。人の子の肉を食べ、その血を飲まなければ、あなたたちの内に命はない。わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者は、永遠の命を得、わたしはその人を終わりの日に復活させる。』」ヨハ6,53

体と霊魂の結合である人間の体は、霊魂の実質(肉体)面の表れでありますので、人間らしい、つまり人間を本当に生かすような肉体的な交わりとは、ただ肉体のレベルに留まるものではなく、霊魂の交わりにもなっているときだけなのです。

キリストの体であるご聖体を受けている私たちが、キリストの体と共にキリストの霊を受け入れつつ、自分自身の体と霊魂をキリストにささげることによって、聖体拝領は私たちを生かすものとなり、キリストとの絆を強め、愛である神との完全な一致を実現させるものとなりますように祈りましょう。

信じる者の力である神よ、
御子イエズスの復活をともに喜ぶわたしたちが、
聖霊の愛に強められ、
新しいいのちの道を歩むことができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

復活節第3木曜日 (ヨハ6,44-51)

「わたしをお遣わしになった父が引き寄せてくださらなければ、だれもわたしのもとへ来ることはできない。わたしはその人を終わりの日に復活させる。」ヨハ6,44

  神が人間に呼びかけてくださらなければ、人間はキリストのもとに近づくことができないだけではなく、キリストに近づきたいと望むことも、神に向かって何かを願い求めることもできないのです。ですから、私たちは神に祈っているとか、キリストをとおして神をもっと知りたい、もっと深く交わりたいと望んでいるならば、神ご自身が私たちを招いてくださっているという確信を持つことができるのです。

私たちは、はっきりと認識している神の呼びかけに応えることによって、神の愛と神の力を体験し、神のより静かで、より親密な招きに対して敏感になって、どんなことにおいても、神の導きに従い、ますます深い愛の交わりのうちに生きることができますように祈りましょう。

全能永遠の神よ、
復活節の典礼を通してあなたのいつくしみを知ったわたしたちに、
豊かな恵みを注いでください。
迷いのやみから解放され、
福音の教えに心から従うことができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

5月3日 聖フィリポ 聖ヤコブ使徒 (ヨハ14,6-14)

「イエスは言われた。『わたしは道であり、真理であり、命である。わたしを通らなければ、だれも父のもとに行くことができない。あなたがたがわたしを知っているなら、わたしの父をも知ることになる。今から、あなたがたは父を知る。いや、既に父を見ている。』」ヨハ14,6-7

聖書の世界の中で、誰かを「知る」とは、ただ誰かについて知識を持つということだけではなく、この人と関係を持つこと、この人に繋がることでもあるのです。私たちがキリストを知ることによって父である神を知るというのは、キリストと繋がることによって、父である神と繋がることなのです。

すべての人々が信仰と愛によってイエスと結ばれて、父である神と和解し、愛の交わりのうちに永遠に生きることができますように祈りましょう。

全能の神よ、あなたは年ごとに、
使徒フィリポとヤコブを記念する喜びをお与えになります。
使徒の取り次ぎを求めるわたしたちが、
キリストの死と復活にあずかり、
永遠の喜びのうちにあなたを仰ぎ見ることができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。