20日(日)年間第2主日 21日(月)聖アグネスおとめ殉教者(記) 22日(火)年間第2火曜日 (聖ビンセンチオ助祭殉教者) 23日(水)年間第2水曜日 24日(木)聖フランシスコ・サレジオ司教教会博士(記) 25日(金)聖パウロの回心(祝) 26日(土)聖テモテ、聖テトス司教(記)
年間第2主日C年 (ヨハ2,1-11)
「母(マリア)は召し使いたちに、『この人が何か言いつけたら、そのとおりにしてください』と言った。」ヨハ2,5
愛の契約を結ぶことによってイスラエルは神の民となって、神はイスラエルの神となりました。そのときから、イスラエルと神の関係は、花嫁と花婿の関係に譬えられて、婚礼は、神とイスラエルが結ばれた契約の象徴となったのです。
残念ながら、イスラエルは神と結んだ契約に忠実ではありませんでした。神の愛を裏切ったイスラエルについて預言者ホセアは、「この国は主から離れ、淫行にふけっている」(ホセ1,2)と語ります。また、イエスは、「この民は口先ではわたしを敬うが、その心はわたしから遠く離れている」(マタ15,7-9)という言葉をもってこの状況を表しました。カナの婚礼の時にぶどう酒がなくなったために、結婚したばかりの新郎と新婦の関係は大きな危険に直面したのです。ぶどう酒がなくなったことと、その結果として生じた危機は、イスラエルが神を愛せなくなったがゆえに、イスラエルと神の関係が、完全な破壊に向かっていることを、象徴的に表しているのです。
イエスが、皆が今まで飲んだぶどう酒よりも美味しいぶどう酒、しかもそれを溢れるほど供給した場面を見た弟子たちは、そのしるしの意味をよく理解して、イエスの使命がはっきりと分かりました。要するに、イエスが約束されたメシアであり、イスラエルと神との関係に新しい命を吹き込むことによって、神との関係を回復させるために来られた方であるということです。
イエスは、カナの婚礼での最初のしるしによって表した通りに、ご自分の血を流すことによって新しい契約を結び、イスラエルだけではなく全人類に、神と今まで考えられなかったほど素晴らしい関係に生きる可能性を与えてくださいました。その意味で、イエスの時から、人間は愛によって神と結ばれて、神と親しい交わりに生きる、新しい時代が始まったわけです。
天地万物を治められる神よ、 あなたの民の祈りをいつくしみをもって聞き入れ、 世界に平和への道を示してください。 聖霊の交わりの中で、 あなたとともに世々に生き、 支配しておられる御子、 わたしたちの主 イエス・キリストによって。アーメン。
