待降節第3火曜日(マタ21,28-32)

「ところで、あなたたちはどう思うか。ある人に息子が二人いたが、彼は兄のところへ行き、『子よ、今日、ぶどう園へ行って働きなさい』と言った。兄は『いやです』と答えたが、後で考え直して出かけた。弟のところへも行って、同じことを言うと、弟は『お父さん、承知しました』と答えたが、出かけなかった。」マタ21,28-30

イエスが語ったたとえの中で、父の望み通りに仕事に出かけた兄は、自分の考え方や感情を恐れずに表していたがゆえに、自分の心の動きを良く知っていて、それを正すことのできる人でしたが、弟は、自分の考えや感情を表すのを恐れたので、自分が知らなかった心の動きに振り回されていて、正しいことをすることができないまま生きていたようです。

私たちは、弟ではなく、兄に倣って、自分たちの心の動きをつかみ取ることができますように。そして、正すべきところは正して、父である神の望みに適う道をますます忠実に歩むことができますように祈りましょう。

永遠の父よ、
あなたは、御ひとり子によって
わたしたちを新しい人としてくださいます。
主の降誕の神秘によって、
わたしたちを罪の汚れから清めてください。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

待降節第3月曜日 (マタ21,23-27)

「彼らは論じ合った。「『天からのものだ』と言えば、『では、なぜヨハネを信じなかったのか』と我々に言うだろう。『人からのものだ』と言えば、群衆が怖い。皆がヨハネを預言者と思っているから。」そこで、彼らはイエスに、『分からない』と答えた。」マタ21,25-27

イエスの質問に答えるのを避けた祭司長たちのように、真理を恐れていろいろな問題を避けている人たちは、いつまでも自分の欲望や感情、または、罪に支配されますので、そんなつもりがなくても自分の滅びを招くのです。

私たちは、イエス・キリストが現してくださった神の愛といつくしみを頼りにして、都合が良くても悪くても真理を、特に自分自身についての真理を、恐れずに受け入れることができますように。そしてこの真理によっていろいろな束縛から解放されて、真の命に導く道を歩み、その道を多くの人に示すことができますように祈りましょう。

全能の神よ、
いつくしみをもってわたしたちの祈りに耳を傾けてください。
御子イエズスの降誕の光によって、
わたしたちの心のやみが照らされますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。