年間第8火曜日 (マコ10,28-31)

「イエスは言われた。『はっきり言っておく。わたしのためまた福音のために、家、兄弟、姉妹、母、父、子供、畑を捨てた者はだれでも、今この世で、迫害も受けるが、家、兄弟、姉妹、母、子供、畑も百倍受け、後の世では永遠の命を受ける。』」マコ10,29-30

信仰と愛によってイエス・キリストと結ばれた人が、特別扱いをされることはありません。すなわち、この人も他の人々と同じように、苦しい目に遭うことがあるということです。けれども、この人は、キリストをとおして最高の喜びと幸福の源である神と、キリストを信じた他の人々と永遠の絆によって、つまり、あらゆる苦しみよりも、また、死よりも強い絆によって結ばれていますので、この苦しみを恐れる必要は全然ないのです。

ますます多くの人々が、信仰と愛によってイエス・キリストと結ばれますように。そして、キリストと共に生き、キリストに忠実に従うことによって、どんな状況においても、神しか与えることのできない喜びと平和を味わいながら、安心して神の国に向かって歩むことができますように祈りましょう。

恵み豊かな神よ、
あなたを仰ぎ見る民の、心からの願いを顧みてください。
わたしたちが何をなすべきかを知り、
果たすべき使命を全うすることができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

年間第8月曜日 (マコ10,17-27)

「イエスは彼を見つめ、慈しんで言われた。『あなたに欠けているものが一つある。行って持っている物を売り払い、貧しい人々に施しなさい。そうすれば、天に富を積むことになる。それから、わたしに従いなさい。』」マコ10,21

父である神が私たちに与えてくださった掟や指示に従う目的とは、私たちの従順のために何らかの報いを受けることではなく、自分の時間や力を、他の人々のためにささげ尽くすことによって愛において成長し、自分の人生を神のための愛のささげものにすることです。

私たちは、イエスと同じように自分のすべてを父である神にささげることによって、神の国に入ること、つまり、もうすでにイエス・キリストにおいて、ご自分自身を私たちに与えてくださった父である神と、一つになることができますように祈りましょう。

聖なる父よ、
あなたは倒れていた世界を、
キリストの死によって、
新しいいのちに立ち上がらせてくださいました。
信じる者を罪の束縛から解放し、
終わりのない喜びを味わわせてください。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

年間第7土曜日 (マコ10,13-16)

「イエスに触れていただくために、人々が子供たちを連れて来た。弟子たちはこの人々を叱った。」マコ10,13

イエスが弟子たちに、子どもを受け入れるように命令したにも関わらず、弟子たちは、イエスに近づこうとした子どもたちを止めようとしました。おそらく弟子たちは、イエスが忙しいからとか、疲れているからとか、子どもよりも大事な人たちがイエスと話をしたいからなどと思って、このようにしたのでしょうが、実際にはイエスの教えに逆らう結果を招いていただけだったのです。

私たちは、イエスの教えを実行しないためにいろいろな言い訳や弁解を考えることができても、このような考えを抱くのではなく、むしろイエスを信頼して、イエスの教えに従うことができますように祈りましょう。

救いの源である神よ、
あなたを信じて従う者を、聖徳の輝きで高めてください。
きょう記念する聖フィリポーネリの心を燃やした同じ聖霊の火が、
わたしたちの中に燃え上がりますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イェスーキリストによって。アーメン。