復活の木曜日 (ルカ24,35-48)

「イエスは言われた。『わたしについてモーセの律法と預言者の書と詩編に書いてある事柄は、必ずすべて実現する。これこそ、まだあなたがたと一緒にいたころ、言っておいたことである。』」ルカ24,44

復活したイエスは、メシアの死と復活について語った旧約聖書の預言者の言葉に、度々弟子たちの目を向けました。恐らくそれは、弟子たちが旧約聖書を読むことによって、イエスの死と復活の意義をますます深く理解することを求めたから、また、ご自分の死と復活によって罪のゆるしをもたらしたということ、つまり人類と神の和解を実現したということの理解を求めたからです。

私たちも使徒たちと同じように聖書を読み、神の言葉を黙想することによって、イエスの死と復活の神秘をより深く理解することができますように。そしてイエスの死と復活がもたらした罪のゆるしを受け、神との正しい関係に生きることによって、神との和解を宣べ伝えることができますように祈りましょう。

いつくしみ深い父よ、あなたは
諸国の民をご自分のもとに集めてくださいます。
洗礼の泉で新たに生まれた人々が、
同じ信仰に結ばれ、同じ愛に生きることができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン

復活の水曜日 (ルカ24,13-35)

「二人が、『一緒にお泊まりください。そろそろ夕方になりますし、もう日も傾いていますから』と言って、無理に引き止めたので、イエスは共に泊まるため家に入られた。一緒に食事の席に着いたとき、イエスはパンを取り、賛美の祈りを唱え、パンを裂いてお渡しになった。すると、二人の目が開け、イエスだと分かったが、その姿は見えなくなった。」ルカ24,29-31

弟子たちは、イエスについてただ自分たちだけで考えたり、論じ合ったりしていたときに、イエスのことが分からずに、イエスが示した道を歩むことができませんでした。けれども、復活したイエスの言葉に耳を傾けて、イエスと食卓を囲むことにより、イエスのことがやっと分かるようになったし、与えられた使命を果たすこともできるようになったのです。

私たちは、神の言葉である聖書を読んだり、秘跡にあずかったりして、生きておられるイエスと接することによって、イエスのことをより深く理解し、イエスとより強く結ばれ、イエスと共に歩むことによって、イエスが成し遂げられた救いのわざがもたらす恵みを、他の人に伝えることができますように祈りましょう。

聖なる父よ、あなたは、
御子キリストによって新しい希望を世にお与えになりました。
主の復活を年ごとに祝うわたしたちが、
永遠の喜びへの道を力強く進むことができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。