年間第3土曜日 (マコ4,35-41)

「激しい突風が起こり、舟は波をかぶって、水浸しになるほどであった。しかし、イエスは艫の方で枕をして眠っておられた。弟子たちはイエスを起こして、『先生、わたしたちがおぼれてもかまわないのですか』と言った。イエスは起き上がって、風を叱り、湖に、『黙れ。静まれ』と言われた。すると、風はやみ、すっかり凪になった。」マコ4,37-39

全能の神は、私たちを悪から救うためにイエス・キリストにおいて人間になったこと、また、人間の手から激しい苦しみと残酷な死を受けても、私たちをお見捨てにならなかったことによって、私たちに対するご自分の愛の偉大さを示してくださいました。それにもかかわらず、私たちは何らかの問題や困難、または、他の意外な苦しみに遭った際に、神が私たちが期待しているとおりに私たちを助けてくださらないならば、弟子たちのように神の愛と善意を疑ってしまう傾向があるのではないでしょうか。

私たちはどんな状況においても、神の愛と善意を信頼することができますように。そして神の愛に強められ、その導きに従うことによって、出遭う悪からすら善を引き出すことができますように祈りましょう。

全能の神よ、
あなたのゆるしは限りなく、
そのあわれみはすべてに及びます。
あなたを探し求める人に恵みを注ぎ、
水遠の喜びを与えてください。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

 

年間第3金曜日 (マコ4,26-34)

「イエスは言われた。『神の国は次のようなものである。人が土に種を蒔いて、夜昼、寝起きしているうちに、種は芽を出して成長するが、どうしてそうなるのか、その人は知らない。』」マコ4,26

種が芽を出して最終的に実を結ぶのは、人間がそれを土に蒔くからとか、水を注ぐからというよりも、種には目に見えない生命力が働くからです。同じように、神の国が発展して完成されるのは、私たちが祈るからとか、宣教活動をしたり他の良いことをしたりするからではなく、父である神がそれを望んで、その実現のために、私たちに理解のできない仕方によって働いてくださっているからです。

私たちは、イエス・キリストから与えられた使命を果たすことによって、父である神がイエス・キリストを通して必ず実現してくださる神の国に入り、多くの人々をもその国に導き入れることができますように祈りましょう。

いつくしみ深い神よ、 
あなたは聖ヨハネーボスコを選び、青少年の父、 
また教育者としてくださいました。 
わたしたちも同じ愛に燃えてあなたに仕え、 
兄弟の救いのために尽くすことができますように。 
聖霊の交わりの中で、 
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、 
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。
全能の神よ、
あなたの支配に逆らう悪の力を滅ぼしてください。
罪から解放されたわたしたちがあなたの国を待ち望み、
正義を行う者となることができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

年間第3木曜日 (マコ4,21-25)

「(イエスは)彼らに言われた。『何を聞いているかに注意しなさい。』」マコ4,24

私たちは、見るものや聞くもの、また、読むものや接する人を、自分で決めることができても、見ているものや聞いているものから、また、読んでいるものや接している人から、どんな影響を受けるかということは決めることができないようです。

私たちは、広い意味で相手を賢く選び、その相手から良い影響を受けることによって成長し、出会う人々に良い影響を及ぼすことができますように祈りましょう。

いつくしみ深い父よ、
あなたはわたしたちを選び、光の子としてくださいました。
わたしたちが罪のやみに迷うことなく、
いつも真理の光のうちに歩むことができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。