年間第33火曜日 (ルカ19,1-10)

「イエスは言われた。『今日、救いがこの家を訪れた。この人もアブラハムの子なのだから。人の子は、失われたものを捜して救うために来たのである。』」ルカ19,9-10

人間が罪を犯すことによって、父である神からどれほど遠くに離れても、神はこの人を諦めず、この人が神のもとに立ち戻るように常に働き、正しい道を示すしるしを与え、ご自分の愛を表すことによって、人間の心の中でご自分に対する憧れと望みを起こしてくださるのです。

ますます多くの人が、ザアカイのように神が与えてくださった愛のしるしや起こしてくださった望みに従い、命の源である神のもとに立ち戻り、自ら豊かに生き、他の人をも生かすことができますように祈りましょう。

全能永遠の神よ、
あなたの恵みは限りなく、
人の思いをはるかに超えて世界の上に注がれます。
わたしたちを罪の重荷から解放し、
まことの自由に導いてください。 
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

年間第33月曜日 (ルカ18,35-43)

「先に行く人々が叱りつけて黙らせようとしたが、ますます、『ダビデの子よ、わたしを憐れんでください』と叫び続けた。イエスは立ち止まって、盲人をそばに連れて来るように命じられた。彼が近づくと、イエスはお尋ねになった。『何をしてほしいのか。』盲人は、『主よ、目が見えるようになりたいのです』と言った。」ルカ18,39-41

真理を知ることのできる理性を持つ人間にとって、真理は興味深くて、魅力的なもので、価値の高いものですが、同時に真理は、人間の間違った考え方や幻想を破壊しますし、間違った生き方を変えることを要求します。考え方や生き方の変更には、必ずと言っていいほど苦しみが伴いますので、この苦しみを避けるために、自分自身についての真理も、他人や世界全体、また、神についての真理も知らないまま生きることを選ぶ人、つまり、暗闇に留まることを選ぶ人が少なくないようです。

「真理があなたを自由にする」と教えてくださったキリストに信頼して、苦しくても真理を知り、真理を受け入れることができますように。そして、真理に基づいた生き方によって、他の人のために光となることができますように祈りましょう。

いつくしみ深い父よ、
あなたはわたしたちを選び、光の子としてくださいました。
わたしたちが罪のやみに迷うことなく、
いつも真理の光のうちに歩むことができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

年間第32土曜日 (ルカ18,1-8)

「昼も夜も叫び求めている選ばれた人たちのために裁きを行わずに、彼らをいつまでもほうっておかれることがあろうか。言っておくが、神は速やかに裁いてくださる。しかし、人の子が来るとき、果たして地上に信仰を見いだすだろうか。」ルカ18,7-8

神が人のために裁きを行うとは、この人を悪から守るということです。実は、父である神は、イエス・キリストによって私たちの罪をあがない、罪の結果である死を滅ぼしてくださったので、もうすでに、私たちのために裁きを行ってくださったわけです。今は、キリストの勝利にあずかるように、父である神は一人ひとりを招いてくださいます。

私たちは、神の招きに応えて、愛と信仰によってイエス・キリストと結ばれますように、そして、イエスと共に生きることによって、この招きを多くの人に伝えることができますように祈りましょう。

すべての人の父である神よ、
ハンガリーの聖エリザベトは、
貧しい人々の中でキリストに仕えました。
聖女の取り次ぎに支えられてわたしたちも、
苦しんでいる人、困っている人を
いたわり助ける者となることができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。