年間第28土曜日 (ルカ12-8-12)

「言っておくが、だれでも人々の前で自分をわたしの仲間であると言い表す者は、人の子も神の天使たちの前で、その人を自分の仲間であると言い表す。しかし、人々の前でわたしを知らないと言う者は、神の天使たちの前で知らないと言われる。」ルカ12,8-9

人々の前で自分をキリストの「仲間であると言い表す」ことは、言葉の問題ではなく、むしろ行い、生き方の問題であると思います。つまり、どこでも、誰にでも、自分がキリスト者であるということを言うのではなく、どんな状況においても、キリスト者であるということを自分の選択や、他人に対する態度や、自分の行動によって示すことなのです。

周りの人々皆が、キリストの教えに逆らうようなことをするときにも、たとえ批判されても、仲間外れにされても、また迫害されても、キリストの模範と教えに従うことができますように。そしてそのような生き方によって、キリストを証しし、より多くの人々に真の命へ導く道を示すことができますように祈りましょう。

喜びの源である父よ、
あなたに感謝をささげるために、
わたしたちはここに集まっています。
キリストの復活を信じるわたしたちが、
日々の仕事を通して
神の国のあかしとなることができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

年間第28金曜日 (ルカ12,1-7)

「イエスは、まず弟子たちに話し始められた。『ファリサイ派の人々のパン種に注意しなさい。それは偽善である。』」ルカ12,1

ファリサイ派の人々の一つの大きな問題とは、傲慢でした。彼らは、他の人よりも良く祈り、他の人よりも良く掟を守り、他の人よりもすぐれた人間であると思ったがゆえに、安心して生きていました。けれども、彼らが安心して生きることができたのは、そのような生き方で満足し、それを頼りにしていたことによって、実際には、神から離れていて、滅びに向かっていたことに気が付かなかったためだけなのです。

私たちは、ファリサイ派の人々の間違いを繰り返すことがないように、自分自身の罪や足りないところを認めると同時に、神の愛といつくしみを頼りにすることによって、安心して生きることができますように祈りましょう。

全能永遠の神よ、
あなたの恵みは限りなく、
人の思いをはるかに超えて世界の上に注がれます。
わたしたちを罪の重荷から解放し、
まことの自由に導いてください。 
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

 

年間第28木曜日 (ルカ11,47-54)

「神の知恵もこう言っている。『わたしは預言者や使徒たちを遣わすが、人々はその中のある者を殺し、ある者を迫害する。』こうして、天地創造の時から流されたすべての預言者の血について、今の時代の者たちが責任を問われることになる。」ルカ11,49-50

人間は救いへの道、つまり、完全な愛と最高の幸福への道を、知らないにもかかわらず、神がその道を示すために預言者を遣わしても、預言者の言葉に従う代わりに、それを無視したり、預言者を殺したりしました。それだけではなく、神の御ひとり子さえも、預言者と同じ目に逢わせたのです。このような人間は、責任を問われたら、どうなるのでしょうか。

昔の人と同じように、神の言葉を無視したり、与えられた恵みを無駄にしたり、自分の中にある神の命を殺したりする人は、自分の愚かさ、自分の過ちを素直に認めて、神のいつくしみ深い愛において希望を見出し、神のゆるしを受け入れるとともに、神と和解することができますように祈りましょう。

全能 永遠の神よ、
殉教者のあかしによって、
あなたは教会に新しい力を与えてくださいます。
アンチオケの司教聖イグナチオの輝かしい殉教を
記念するわたしたちに、
絶えざる勇気をお与えください。 
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。
全能の神よ、
あなたの支配に逆らう悪の力を滅ぼしてください。
罪から解放されたわたしたちがあなたの国を待ち望み、
正義を行う者となることができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。