年間第5土曜日 (マコ8,1-10)

「イエスは弟子たちを呼び寄せて言われた。『群衆がかわいそうだ。もう三日もわたしと一緒にいるのに、食べ物がない。空腹のまま家に帰らせると、途中で疲れきってしまうだろう。中には遠くから来ている者もいる。』」マコ8,1-3

イエスは、人々が空腹であることに気が付いてから、パンと魚を増やして彼らに食べさせたことによって、父である神が私たちに必要なものを知っておられることと、私たちのすべての必要性を満たす力を持っておられることを示してくださったのです。

ますます多くの人々が、イエス・キリストこそが、すべての人々のあらゆる必要性を満たすために父である神によって遣わされた方であることを知るようになって、イエスを信頼して、自分の人生に受け入れることによって豊かに生き、完全に満たされますように祈りましょう。

喜びの源である父よ、
あなたに感謝をささげるために、
わたしたちはここに集まっています。
キリストの復活を信じるわたしたちが、
日々の仕事を通して
神の国のあかしとなることができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

年間第5金曜日 (マコ7,31-37)

「イエスはこの人だけを群衆の中から連れ出し、指をその両耳に差し入れ、それから唾をつけてその舌に触れられた。そして、天を仰いで深く息をつき、その人に向かって、『エッファタ』と言われた。これは、『開け』という意味である。すると、たちまち耳が開き、舌のもつれが解け、はっきり話すことができるようになった。」マコ7,33-35

イエスは言葉を述べるだけで、どんな病気をも癒すことができました。しかし、もし言葉だけではなく、いろいろなしるしや象徴を用いたならば、それは病人が心を開き、癒しの恵みを受け入れるように、この人の信仰を深めるためのものであったでしょう。

カトリック教会の秘跡は、イエス・キリストが成し遂げてくださった救いの恵みにあずかる特別な場です。秘跡は恵みを与えながら、この恵みをしるしや象徴を用いて表しますので、この恵みをより豊かに受け入れるように、私たちがこのしるしや象徴の理解を深め、それによって私たちの信仰が深まり、心がさらに開かれますように祈りましょう。

救いの源である神よ、 
あなたは聖チリロとメトジオ兄弟を使徒として選び、 
スラブの民に遣わされました。 
わたしたちも神のことばに心を開き、 
一つの民となってあなたを賛美することができますように。
 聖霊の交わりの中で、 
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、 
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。
聖なる父よ、
あなたはキリストによってわたしたちをあがない、
神の子どもとしてくださいます。
あなたの愛を受けた民を顧み、御子を信じる人々に、
まことの自由と永遠の喜びをお与えください。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

年間第5木曜日 (マコ7,24-30)

「そこで、イエスは言われた。『それほど言うなら、よろしい。家に帰りなさい。悪霊はあなたの娘からもう出てしまった。』」マコ7,29

親は子どもに何かを頼まれたら、それを与える前に、まずこれが必要であるかどうかとか、あげることによって子どもに悪い影響を及ぼさないかどうかとか、子どもがそのようなものを正しく用いることができるかどうかなどを、考える必要があるのではないかと思います。そうしないと、頼まれたものを与えることによって子どもを喜ばせても、結果的に使ったお金や与えたものが無駄になるだけではなく、子ども自身が害を受ける恐れ、あるいは他の人に害を与える恐れがあるのです。

私たちの最善なあり方を求めておられる父である神が、私たちに何を与えればいいか、また、いつ与えればいいかを一番よく知っておられますので、私たちは父である神を信頼することができますように、また、求めている賜物を受け入れるために準備しながら、それを忍耐強く待つことができますように祈りましょう。

天地万物を治められる神よ、
あなたの民の祈りをいつくしみをもって聞き入れ、
世界に平和への道を示してください。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。