年間第16火曜日 (マタ12,46-50)

「イエスはその人にお答えになった。『わたしの母とはだれか。わたしの兄弟とはだれか。』そして、弟子たちの方を指して言われた。『見なさい。ここにわたしの母、わたしの兄弟がいる。だれでも、わたしの天の父の御心を行う人が、わたしの兄弟、姉妹、また母である。』」マタ12,48-50

30年間も、家庭生活をされたイエスは、家族の絆を大事にしておられましたし、大事にするようにと弟子たちに教えられたのですが、イエスにとって、最も重要なのは信仰の絆でした。一つの理由として考えられるのは、家族の絆と違って信仰の絆が、死を超えて永遠に続くものであるということなのです。

聖母マリアと多くの聖人と同じように、私たちも父である神の望みに従って生きることによって、互いの絆を強めると同時に、ますます多くの人が父である神の愛を知り、この愛に生きるようになることによって、神の家族、神の民が成長していきますように祈りましょう。

恵み豊かな神よ、
あなたを仰ぎ見る民の、心からの願いを顧みてください。
わたしたちが何をなすべきかを知り、
果たすべき使命を全うすることができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

年間第15土曜日 (マタ12,14-21)

「見よ、わたしの選んだ僕。わたしの心に適った愛する者。この僕にわたしの霊を授ける。彼は異邦人に正義を知らせる。彼は争わず、叫ばず、その声を聞く者は大通りにはいない。正義を勝利に導くまで、彼は傷ついた葦を折らず、くすぶる灯心を消さない。異邦人は彼の名に望みをかける。」マタ12,18-21

   父である神の霊に満たされ、いつも聖霊の導きに従ったイエスは、暴力に対して、決して暴力で返すことなく、自分い向けられた悪の企みをできる限り避けて、善を行い続けましたが、最終的に人間が図った悪を受け入れることによって、それに打ち勝ったのです。

私たちは、イエスと同じように、あらゆる悪よりも力強い父である神に信頼して、神の計画に協力することによって、悪に対する神の最終的な勝利にあずかることができますように祈りましょう。

すべてを照らしてくださる神よ、
あなたは、
暗やみにさまよう人たちがまことの道に立ち帰るように、
真理の光を輝かせてくださいます。
洗礼を受けたすべての人が、
信仰に反することを退け、
キリストに従って生きることができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

年間第13月曜日 (マタ8,18-22)

「弟子の一人がイエスに、『主よ、まず、父を葬りに行かせてください』と言った。イエスは言われた。『わたしに従いなさい。死んでいる者たちに、自分たちの死者を葬らせなさい。』」マタ8,21-22

   私たちが持っているものとの関係や、周りにいる人々との関係が正しければ、これらのものや人々との関わりは、私たちにとって父である神への道になります。逆に、それらの関係は、私たちが父である神に近づくのを支える代わりに、それを妨げるならば、正しくないものであるということになるわけです。

私たちは、いろいろなものや人々との関係を見直し、必要に応じてそれを正すことによって、ますます自由になってキリストに忠実に従い、父である神に向かって、一層力強く歩むことができますように祈りましょう。

全能永遠の神よ、
人間の弱さの中で働かれるご自分の力によって、
あなたは、福者ペトロ岐部と
一八七人の殉教者を強めてくださいました。
殉教者の模範と取り次ぎによって、
わたしたちが聖霊に導かれ、
あなたと兄弟姉妹の救いのためにいのちをささげ、
キリストヘの信仰を力強く、
喜びをもってあかしすることができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。
全能の神よ、
あなたの支配に逆らう悪の力を滅ぼしてください。
罪から解放されたわたしたちがあなたの国を待ち望み、
正義を行う者となることができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。