復活の月曜日 (マタ28,8-15)

「婦人たちは、恐れながらも大いに喜び、急いで墓を立ち去り、弟子たちに知らせるために走って行った。すると、イエスが行く手に立っていて、『おはよう』と言われたので、婦人たちは近寄り、イエスの足を抱き、その前にひれ伏した。」マタ28,8-9

婦人たちはイエスの復活を知らせた天使の言葉を信じて、この良い知らせを弟子たちに伝えるために走っていた時、生きているイエスご自身に出会いました。この出会いによって、すでに信仰によって受け入れた事実を体験したのです。

イエスが復活して、生きておられることを信仰によって知った私たちは、この信仰に生き、イエスから与えられた使命を果たすことによって、イエスとの絆を強め、ますます生き生きとした交わりのうちに生きることができますように祈りましょう。

恵み豊かな神よ、
あなたは、洗礼によって教会に新しい子どもを与え、
神の民を成長させてくださいます。
わたしたちがこの秘跡の恵みのうちに、
いつも喜びをもって生きることができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

復活節第7土曜日 (ヨハ21,20-25)

「イエスのなさったことは、このほかにも、まだたくさんある。わたしは思う。その一つ一つを書くならば、世界もその書かれた書物を収めきれないであろう。」ヨハ21,25

   イエス・キリストが洗礼を受けられてから、十字架上で亡くなられた時まで、わずか3年と数ヶ月の間に活動をされただけなのですから、福音記者聖ヨハネは、その時のイエスがなさったことをすべて記録しようと思ったならば、十分にできたはずです。けれどもヨハネは、実際にそれだけではなく、復活された後にも働き続けておられるイエスがなさることと、その意義も伝えようとしたので、確かにそれらすべてを書きとめることは不可能だということになるわけです。

私たちは心を開いて、生きておられるイエスに従い、ペトロとヨハネのように、与えられた使命を果たすことによって、イエスの働きの素晴らしさと偉大さを他の人々に現すことができますように祈りましょう。

全能の父よ。
復活節を通して、
御子イエスの受難と栄光の神秘を祝ったわたしたちが、
日々の生活の中で、
その喜びに生きることができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

復活節第7金曜日 (ヨハ21,15-19)

「イエスは言われた。『わたしの羊を飼いなさい。はっきり言っておく。あなたは、若いときは、自分で帯を締めて、行きたいところへ行っていた。しかし、年をとると、両手を伸ばして、他の人に帯を締められ、行きたくないところへ連れて行かれる。』」ヨハ21,17-18

イエスに対するペトロの愛がまだ未成熟であったときに、ペトロは自分の欲望や恐れなどのような感情に左右されていて、イエスに忠実に従いたいと望んでも、従うことができませんでした。ペトロの愛が成熟したとき、ペトロは自由になって、やっと自分の心の望み通りに、イエスに最後まで忠実に従うことができるようになったのです。

私たちはペトロに倣って、失敗しながらもイエスから与えられた使命を力の許す限り果たすことによって、愛において成長し、一層忠実にイエスに従うことができますように祈りましょう。

永遠の父よ、
あなたは、御子キリストの昇天の後、
約束された聖霊を送って、
永遠のいのちの門を開いてくださいました。
この偉大な神秘にあずかるわたしたちが、
信仰を深め、
心をこめてあなたに仕えることができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。