7. 永遠の命への道
7.1 人となった神の御独り子イエス・キリストへの信仰を通して、すなわちイエス・キリストを唯一の救い主として、また主として認め、洗礼を受けることによって、すべての人は新しい永遠の契約に参加することができます。それによって、神と和解し、神の命と愛にあずかり、神の子となるのです。
7.2 洗礼を受けてイエスの弟子となった人はイエスの教えとその人生の模範に従って生きることによって、自分自身を神に奉献し、イエス・キリストとの交わりを深めると同時に、父なる神、および聖霊との交わりを深めます。その結果、人は永遠の命の賜物をますます豊かに受け入れ、三位一体の神と、神の命と愛に参与する他の人々との完全な一致に向かって前進します。
7.3 イエス・キリストはいつも私たちと共にいると約束してくださいましたので、永遠の命への道を歩む人は一人ではないのです。
7.4 イエス・キリストは地上に教会を残してくださいました。神の新しい民である教会は、キリストが遣わされた聖霊によって生かされて、キリストの神秘的な体となっています。
7.5 イエスは教会を通して救いの働きを続けられ、ご自分の弟子たちに特に必要な恵みを確実に与えるためと同時に、目に見えないこの恵みの目に見えるしるしとなるために秘跡を教会に与えてくださいました。
7.6 イエスが常にともにいてくださることと秘跡を通して与えてくださる恵みのおかげで、私たちは神の望みに従って生き、神の救いの働きに参加し、神の愛の中で成長しながら、イエス・キリストの再臨のために心の準備をしています。
7.7 イエス・キリストは約束を果たし、目に見える栄光の姿で来られるとき、生者と死者を裁いて各人が永遠に生きる状態、天国(永遠の命)、または、地獄(永遠の死)を決定します。