四旬節第3水曜日 (マタ 5,17-19)

「わたしが来たのは律法や預言者を廃止するためだ、と思ってはならない。廃止するためではなく、完成するためである。はっきり言っておく。すべてのことが実現し、天地が消えうせるまで、律法の文字から一点一画も消え去ることはない。」マタ5,17-18

移り変わる世界の中には、変わらないもの、普遍的なものがあります。それは、創造主である神が定めた人生の目的であり、この目的が人生に与える意義と人生の目的に導く生き方なのです。

ますます多くの人々が、父である神がイエス・キリストによって現してくださった、人間についての普遍的な真理を知ることができますように。そしてこの真理に基づいて人間らしく生き、人間として成長し、完成されて、人間にしか味わえない喜びと幸福を、受け入れることができますように祈りましょう。

父である神よ、
あなたは、受難節の務めを通して恵みを与え、
みことばによって養ってくださいます。
わたしたちが自我を捨て、真心からあなたに仕え、
いつも心を一つにして祈ることができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって祈ります。アーメン。

四旬節第3火曜日 (マタ18,21-35)

「わたしがお前を憐れんでやったように、お前も自分の仲間を憐れんでやるべきではなかったか。」マタ18,33

父である神が私たちの罪をゆるしてくださるとは、罪を犯すことによって神から離れた私たちを、再びご自分との交わりに受け入れてくださるということです。神との正しい関係に生きている人は、神の心に適って生きていますので、私たちは、実際に自分の罪のゆるしを受けたかどうか、つまり、父である神と和解したかどうかということを、自分自身の生き方、特に隣人に対する自分の態度によって分かるのです。

私たちは、父である神の罪のゆるしを受けて、神と和解することができますように。そして、神と正しい関係に入り、神の心に適って愛に生き、神からいただいた愛といつくしみを他の人と分かち合うことができますように祈りましょう。

永遠の神よ、
わたしたちを見捨てることなく、
いつもいつくしみを注いでください。
恵みに支えられて、
心からあなたに仕えることができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって祈ります。アーメン。

四旬節第3月曜日 (ルカ4,24-30)

「イエスは言われた。『はっきり言っておく。預言者は、自分の故郷では歓迎されないものだ。』」ルカ4,24

全能の神である天の父はどんなところでも、どんな出来事においても、どんな人を通しても働くことができます。実際に神は、いつも私たちと共にいてくださり、常に私たちの救いのために働いておられるのです。

私たちは絶えず開かれた心を持って、神がおられるはずがないと思っているところにも、神と何の関係もない出来事、また、人の言葉や行いにおいても、神の臨在と神の働きを見出すことができますように。そして神の働きを受け入れ、その導きに従って生きることができますように祈りましょう。

いつくしみ深い神よ、
あなたの教会を絶えず清め、守ってください。
あなたを離れては倒れてしまうわたしたちを、
いつも恵みによって導いてくださいますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって祈ります。アーメン。