四旬節第1金曜日 (マタ5,20-26)

「言っておくが、あなたがたの義が律法学者やファリサイ派の人々の義にまさっていなければ、あなたがたは決して天の国に入ることができない。」マタ5,20

神が律法、つまりいろいろな掟や指示、また禁止を与えてくださったのは、人間の心の中で愛を育て、人間の心をご自分に近づけるためなのです。

律法を表面的に守っても、心が神から遠く離れていたがゆえに偽善者であった、律法学者やファリサイ派の人々と違って、律法の精神である愛に生きて、父である神と心を一つにしていたイエス・キリストに倣って生きることによって、私たちの心が清められ、ますます大きな愛で満たされますように祈りましょう。

恵みあふれる神よ、
信じる民が、主の過越の記念を
ふさわしい心で行うことができるよう導いてください。
すべての人に恵みをもたらすものとなりますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって祈ります。アーメン。

四旬節第1木曜日 (マタ7,7-12)

「このように、あなたがたは悪い者でありながらも、自分の子供には良い物を与えることを知っている。まして、あなたがたの天の父は、求める者に良い物をくださるにちがいない。」マタ7,11

私たちのために善だけを求めて、判断を間違えることもない父である神は、私たちに悪いものとか、有害なものを与えることは絶対にありませんので、私たちは安心して、何でも願うことができるのです。

私たちは、思い通りにならないことがあっても、父である神を信頼して、神との対話を忍耐強く続けることによって、私たちにとって真に価値のあるもの、本当に良いものを知ることができますように祈りましょう。そして価値のないものや、有害なものへのこだわりや執着から解放されて、最善のもの、私たちを生かすものを受け入れることができますように祈りましょう。

全能の父よ、
いつも正しいことを考え、
すすんで実行する力をお与えください。
あなたを離れては滅びてしまうわたしたちが、
あなたの息吹によって生きることができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって祈ります。アーメン。

四旬節第1水曜日 (ルカ 11,29-32)

「南の国の女王は、裁きの時、今の時代の者たちと一緒に立ち上がり、彼らを罪に定めるであろう。この女王はソロモンの知恵を聞くために、地の果てから来たからである。ここに、ソロモンにまさるものがある。」ルカ11,31

神の言葉であり、人間に関する神の望みと神の知恵を伝える聖書は、殆どすべての言語に翻訳されていますので、殆ど誰でも聖書を手に入れることも、それを読んで神の望みと神の知恵を知ることもできるのです。
聖書を通して私たちにご自分の言葉を与えてくださった神に感謝しながら、ますます多くの人々が聖書を読むことによって、神の言葉を知り、それを受け入れ、それに従って生きることができますように祈りましょう。

いつくしみ深い神よ、
真心からあなたに仕える民を顧みてください。
節制によってからだを支配し、
よい業の実りによって心を新たにすることができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって祈ります。アーメン。