「施しをするときは、右の手のすることを左の手に知らせてはならない。あなたの施しを人目につかせないためである。そうすれば、隠れたことを見ておられる父が、あなたに報いてくださる。」マタ6,3
私たちを愛しておられる父である神の導きを無視して、自分の欲望に従って罪を犯す人は、神から離れ、隣人を傷つけ、また、隣人のためになすべき善を怠り、罪の対象と不健全な絆を結ぶことによって自由を失い、神との関係、隣人との関係、さらに自分との関係を悪くしてしまいますので、段々と正しく生きることができなくなるのです。
今日から始まる四旬節の恵みを感謝しながら、私たちは、この40日の間に特に力を尽くして、祈りと愛のわざと節制によって、神との関係、隣人との関係、さらに自分自身との関係をより正しくし、イエス・キリストがご自分の死と復活によってもたらしてくださった救いの恵みを、ますます豊かに受け入れることができますように祈りましょう。
人々の回心をお望みになる神よ、 受難節の初めに当たり、 福音を信じてキリストの弟子となったわたしたちに、 悪霊に対して戦う力をお与えください。 聖霊の交わりの中で、 あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、 わたしたちの主イエス・キリストによって祈ります。アーメン。

「イエスはそれに気づいて言われた。『なぜ、パンを持っていないことで議論するのか。まだ、分からないのか。悟らないのか。心がかたくなになっているのか。目があっても見えないのか。耳があっても聞こえないのか。覚えていないのか。』」マコ8,17-18