年間第2水曜日 (マコ3,1-6)

「そこで、イエスは怒って人々を見回し、彼らのかたくなな心を悲しみながら、その人に、『手を伸ばしなさい』と言われた。伸ばすと、手は元どおりになった。」マコ3,5

人間の頑なな心は、イエスの深い悲しみと怒りの原因となっています。なぜなら、その人が心を開かない限り、父である神は御ひとり子を与えるほどに人を愛しておられても、その人に必要な善を与えることも、愛を心の中に注ぐこともできないし、その人は、神の尊い恵みを無駄にし、他人を傷つけ、自分の滅びを招くことになるからです。したがって、この怒りは人に対する怒りではなく、それだけ酷い結果をもたらす頑なな心という現状に対する怒りなのです。

ますます多くの人々が、神のいつくしみ深い愛の素晴らしさを知り、父である神に信頼するようになり、心を開いて神の愛と命を受け入れることができますように祈りましょう。

聖なる父よ、
あなたは倒れていた世界を、
キリストの死によって、
新しいいのちに立ち上がらせてくださいました。
信じる者を罪の束縛から解放し、
終わりのない喜びを味わわせてください。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

年間第2火曜日 (マコ2,23-28)

「そして更に言われた。『安息日は、人のために定められた。人が安息日のためにあるのではない。』」マコ2,27

神が、掟によって人間を支配したり、コントロールしたりすると考える人が大勢いるようですが、イエス・キリストが教えているとおりに、人間が作った法律と違って、神が与えてくださった掟は、必ず人のためになるものなのです。つまり、神が何かを禁じるのは、それが人間にとって悪いもので、害を与えるものであるからです。また、何かを命じるのは、それが人間にとって良いもので、人間を生かすものであるからです。

私たちは、父である神がイエス・キリストを通して与えてくださった教えを、永遠の命への道しるべとして受け入れ、この教えが示している道を歩むことによって、人間として成長し、完成されますように祈りましょう。

神よ、 あなたはこの世の弱い者を選び、
強い者をはずかしめられます。
聖アグネスの殉教を記念するわたしたちが、
その信仰と勇気に見習うことができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。
全能の神よ、
わたしたちがいつも聖霊の光を求め、
ことばと行いをもって、
み旨を果たすことができるように導いてください。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

年間第1水曜日 (マコ1,29-39)

「シモンのしゅうとめが熱を出して寝ていたので、人々は早速、彼女のことをイエスに話した。イエスがそばに行き、手を取って起こされると、熱は去り、彼女は一同をもてなした。」マコ1,30

イエスによって癒されたペトロのしゅうとめが示しているとおり、イエスの弟子が誰かに奉仕するのは、神から報いとして何かをいただくためではなく、もうすでにいただいた無償の恵みに感謝するためなのです。

私たちは、今までいただいた恵みを新たに想い起して、その賜物において父である神の無条件の愛を見出して、私たちの助けを必要としている人々に奉仕することによって、父である神に感謝の念を表すことができますように祈りましょう。

全能永遠の神よ、
わたしたちは、聖霊によってあなたの子どもとしていただきました。
あなたを父と呼ぶわたしたちを、
約束された永遠のいのちに導いてください。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。