「すると、百人隊長は答えた。『主よ、わたしはあなたを自分の屋根の下にお迎えできるような者ではありません。ただ、ひと言おっしゃってください。そうすれば、わたしの僕はいやされます。』」マタ8,8
待降節の始まりに信仰の模範として与えられている百人隊長は、恐らく父である神のことを信じませんでしたし、イエスが神の子であり、世界の救い主であるということも信じなかったでしょう。けれども、彼はイエスの働きを見て、イエスに人を癒す力があるという事実を認め、この力を頼りにしたのです。
私たちも、百人隊長のように、自分の生活においてイエス・キリストの働きを見いだすことができますように。そしてイエスを頼りにすることによって、イエスのことをますます深く知り、愛するようになって、イエスと愛の絆で結ばれますように祈りましょう。
永遠の父よ、 御子キリストを待ち望む心をお与えください。 いつも目ざめて祈り、主が来られる時、 喜び迎えることができますように。 聖霊の交わりの中で、 あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、 わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。