年間第27火曜日 (ルカ10,38-42)

「主はお答えになった。『マルタ、マルタ、あなたは多くのことに思い悩み、心を乱している。しかし、必要なことはただ一つだけである。マリアは良い方を選んだ。それを取り上げてはならない。』」ルカ10,41-42

イエスのために働くことが、イエスに対する愛とか、イエスの言葉に対する信頼の表現であるならば、そのような働きは、私たちのイエスとの交わりを深めるものになります。けれども、イエスのために働くつもりであっても、この働きの原動力が、イエスへの愛や信頼ではなく、私たちの野心や欲望であるという恐れがあります。その場合は、働けば働くほどイエスに近づくのではなく、逆にイエスから段々と離れて行くのです。

私たちは毎日、イエスとともに静かな時間を過ごし、イエスの言葉に耳を傾けることによって、イエスのために働く動機を再確認し、必要に応じてそれを正すことができますように祈りましょう。

いつくしみ深い父よ、
あなたを深く愛する心をお与えください。
すべてにおいてあなたを愛し、
人の思いをはるかに越えたしあわせに
あずかることができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

 

年間第27月曜日 (ルカ10,25-37)

「『さて、あなたはこの三人の中で、だれが追いはぎに襲われた人の隣人になったと思うか。』律法の専門家は言った。『その人を助けた人です。』そこで、イエスは言われた。『行って、あなたも同じようにしなさい。』」ルカ10,36-37

神との愛の交わりである永遠の命を受け入れるためには、やはり、神の愛を受け入れて、自ら神を愛すること以外には何もないでしょう。そして、神を愛し、愛によって神と結ばれた人は、神が愛しておられる他の人を自然に愛するようになるわけですので、私たちが本当に神の愛を受けて、神を愛しているかどうかということは、他の人に対する自分の態度によって分かるわけです。

私たちは、助けを必要としている人が、例えば身内の人でなくても、他の何の関係もなく私たちの責任ではないと思っても、イエス・キリストと同じように自分から進んで、この人にできる限りの善を行うことによって、真の愛を実践しながら、神との愛の交わりを深めることができますように祈りましょう。

恵み豊かな父よ、
いつくしみをわたしたちの心に注いでください。
みことばが人となられたことを
信仰によって知ったわたしたちが、
聖母の祈りに支えられ、
御子の苦しみと死を通して、
復活の栄光にあずかることができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。
聖なる父よ、
あなたはキリストによってわたしたちをあがない、
神の子どもとしてくださいます。
あなたの愛を受けた民を顧み、御子を信じる人々に、
まことの自由と永遠の喜びをお与えください。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

年間第26土曜日 (ルカ10,17-24)

「そのとき、イエスは聖霊によって喜びにあふれて言われた。『天地の主である父よ、あなたをほめたたえます。これらのことを知恵ある者や賢い者には隠して、幼子のような者にお示しになりました。そうです、父よ、これは御心に適うことでした。』」ルカ10,21

神についての知識を得るためには、努力して神学を勉強するか、少なくとも聖書を勉強すれば十分でしょうが、神を本当に知るためには、つまり神との生きた関わりを持つためには、イエス・キリストの助け、イエス・キリストの仲介が必要なのです。

私たちが、自分の努力や理解力の限界を認めた上で、イエス・キリストご自身を頼りにして、イエスに心を開き、イエスとの関係を深めることによって、父である神とのますます深い交わりのうちに生きることができますように祈りましょう。

全能永遠の神よ、
あなたの恵みは限りなく、
人の思いをはるかに超えて世界の上に注がれます。
わたしたちを罪の重荷から解放し、
まことの自由に導いてください。 
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。