「まず自分の目から丸太を取り除け。そうすれば、はっきり見えるようになって、兄弟の目にあるおが屑を取り除くことができる。」ルカ6,42
自分の「目にある丸太」を取り除かない限り、つまり自分のうちにある罪とか、心の傷とか、野心、欲望、根拠のない期待などのようなものから解放されない限り、人間として順調に成長することができないし、他の人、例えば、自分の子どもや配偶者、自分の友や隣人、部下や上司などに対する自分の責任や、自分の使命を果たすことができません。なぜなら、私たちは自分の問題を解決しなければ、少なくとも、それを知り、自覚しなければ、そんなつもりがなくても、いつも自分を正当化したり、責任転嫁したり、相手を利用したりするからです。
私たちは、イエス・キリストを信頼して、自分の心の問題を示していただき、イエスに従うことによって、このような問題を少しずつ解決していただいて、自分をはじめ周りにいる人たちを、愛することができるために自由になるように祈りましょう。
希望する者の力である神よ、 聖ヨハネ・クリソストモは、 すぐれた説教者、勇気ある牧者として 教会に光をもたらしました。 わたしたちも聖人の教えに学び、 その不屈の忍耐にならうことができますように。 聖霊の交わりの中で、 あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、 わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。
いつくしみ深い父よ、 あなたはわたしたちを選び、光の子としてくださいました。 わたしたちが罪のやみに迷うことなく、 いつも真理の光のうちに歩むことができますように。 聖霊の交わりの中で、 あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、 わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。