6日(日)主の公現(祭)
7日(月)降誕節月曜日(主の公現後)
(聖ライムンド -ベニャフォル- 司祭)
8日(火)降誕節火曜日(主の公現後)
9日(水)降誕節水曜日(主の公現後)
10日(木)降誕節木曜日(主の公現後)
11日(金)降誕節金曜日(主の公現後)
12日(土)降誕節土曜日(主の公現後)

キリストの光をすべての人々に
「イエスは言われた。『どうしてわたしを捜したのですか。わたしが自分の父の家にいるのは当たり前だということを、知らなかったのですか。』」ルカ2,48-49
イエスがその生みの母であったマリアに向かって語った言葉、例えば、「わたしの母、わたしの兄弟とはだれか。・・・見なさい。ここにわたしの母、わたしの兄弟がいる。神の御心を行う人こそ、わたしの兄弟、姉妹、また母なのだ」(マコ3,33-35)という言葉を読むと、イエスは孝行息子ではなかったとか、血の繋がりを大事にされなかったというような印象を受ける人がいるようです。
しかし、もしそれが事実であったならば、イエスは34年間の生涯の内の30年間も家庭生活をされたでしょうか。決してそうではないはずです。やはり、人生の凡そ90%を家族にささげたイエスは、家族の生活は非常に大事であるということを示したと思います。
考えてみれば、非常に多くの場合、血の繋がりがあっても、犬猿の仲の関係に生きる人が多くいます。自分の野心や欲望を優先して自分の子どもに対する責任を怠ったり、また、子どもを虐待したりする親もいれば、自分の両親を敬わずに、ただいろいろな援助や資金の源としてしか見ていない子どもも沢山います。家族の中でいろいろな問題が世代から世代へと伝わることも珍しくないのです。
イエスが聖母マリアに語った言葉によって、血族関係が大切であっても、何よりも大事なのは、神との関係であるということを教えています。神は私たちの幸福を妬むような恋がたきではなく、すべての人が互いに愛し合うことを求めておられる天の父であり、愛の源です。ですから、神との関係を何よりも大切にするということは、他の人間関係を犠牲にすることではなく、神から真の愛をいただくことによって、血族関係を含めて、あらゆる人間関係を癒していただくということなのです。
恵み豊かな父よ、あなたは、 聖家族を模範として与えてくださいました。 わたしたちが聖家族にならい、 愛のきずなに結ばれて、 あなたの家の永遠の喜びにあずかることができますように。 聖霊の交わりの中で、 あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、 わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。