-イエスの誕生を知らせた星-

まとめ

以上のような、紀元前3年9月からの木星の動きは、イエスの誕生を知らせた星の九つの条件の中から八つの条件を満たしているということを確認したいと思います。

1.誕生を示すものであった(木星とRegulusの最初の合から9ヶ月後に起こった木星と金星の合は、歴史上一番近くて、一番強い光を放ったこと)

2.王の身分を示すものであった(王様の星である木星とRegulus)

3.ユダヤの民族と関係があった(しし座、最初の合はユダヤの新年の始まり)

4.他の星と同じように東に昇った(木星が東に昇る)

5.占星術の学者の知っている時間に現れた(木星とRegulusの最初の合は、紀元前3年9月14日;木星と金星の合は、紀元前2年6月17日)

6.ヘロデは、星が現れたことを知らなかった(この現象は、珍しくても、長い間、注意深く、星の動きを見なければ、分からないものでした。木星と金星の劇的な合は、誰にも見えるものでしたが、その前後が分からなければ、そのメッセージを読み取ることが出来ない出来事でした。でも説明を受けたヘロデは、星が現れた意味を全然疑いませんでした。そうして、新しい王の誕生は、自分にとって大きな危険であると判断しました。非常に恐れた結果、2歳までのすべての男の子を殺す命令をだしました。)

7.星はある期間に現れつづけた(ユダヤ人の王の誕生知らせる出来事(紀元前3年9月14日)から、紀元前2年6月17日まで)

8.占星術の学者は、南に向かってエルサレムへ旅していたとき、星はその先にあった。(占星術の学者が出発したと考えられるときから、エルサレムについた(6ヶ月後)ときまで、木星の位置が以下のように変わりました。南へと進んでいます。)

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