1月3日 降誕節  (ヨハ1,29-34)

「わたしはこの方を知らなかった。しかし、水で洗礼を授けるためにわたしをお遣わしになった方が、『“霊”が降って、ある人にとどまるのを見たら、その人が、聖霊によって洗礼を授ける人である』とわたしに言われた。わたしはそれを見た。だから、この方こそ神の子であると証ししたのである。」ヨハ1,33-34

洗礼者ヨハネがイエスこそ救い主であると分かったのは、神の言葉を聞いて、メシアの到来にどんなしるしが伴うかを知っていたからです。

私たちは、神の言葉である聖書を読み、祈りの中で神の言葉に耳を傾けることによって、イエス・キリストをますますよく知ることができますように。そして、いつも私たちとともにおられるイエスを見出して、イエスを受け入れることができますように祈りましょう。

全能の神よ、
御ひとり子は、
まことの光として世の救いのために来られました。
この救いの光が、
いつも新しくわたしたちの心に注がれますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

1月2日 聖バジリオ 聖グレゴリオ(ナジアンス)教会博士 (ヨハ1,19-28)

「ヨハネは答えた。『わたしは水で洗礼を授けるが、あなたがたの中には、あなたがたの知らない方がおられる。その人はわたしの後から来られる方で、わたしはその履物のひもを解く資格もない。』」ヨハ1,26

洗礼者ヨハネは多くの人に尊敬されていましたが、自分自身には人を救う力がない、また、自分の使命は人を救うことではなく、人を救い主のもとに導くことであるということが分かっていたのです。

私たちは、洗礼者ヨハネ、また、今日祝う聖バジリオ、聖グレゴリオと多くの聖人に倣って、イエスの愛に生き、出会う人々にイエスを現し、彼らをイエスのもとに導くことによって、この人たちのために最善のことを行うことができますように祈りましょう。

全能の神よ、
あなたは聖バジリオとグレゴリオの模範と教えによって、
教会に光を与えてくださいました。
聖人を記念するわたしたちが謙虚に永遠の真理を学び、
信仰と愛をもって、
日々その光のうちに歩むことができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

1月1日 神の母聖マリア (ルカ2,16-21)

「天使たちが離れて天に去ったとき、羊飼いたちは、『さあ、ベツレヘムへ行こう。主が知らせてくださったその出来事を見ようではないか』と話し合った。そして急いで行って、マリアとヨセフ、また飼い葉桶に寝かせてある乳飲み子を探し当てた。」ルカ2,15-16

お正月を迎えて、これから始まろうとしている新しい年は、過ぎ去った年よりも、良い年になるはずだという希望を抱いている人が大勢いるようです。この希望が新年を迎える挨拶の中でよく表されています。けれども、今までの体験からよく分かるはずのことですが、何か良いものを手に入れるために、また、他の人に善を与えるために、それを願望するだけでは十分ではないのです。

マリアは完全に神を信頼していて、神に自分自身をゆだねました。神に忠実で、従順であったがゆえに全世界の救い主の母、神の子の母となりました。それによってマリアは、自分の最も深い望みを実現したとともに、すべての人々に神の子イエスという最善の贈り物を与えることができたのです。

私たちが神の愛を知るようになって、マリアのようにこの愛に愛を以て応えるならば、最高の善である神の愛にあずかるようになります。同時に、私たち自身が、他の人のために神の命の泉になります。それによって、私たちが新年を迎える挨拶の中で表している希望や願望が、本当に実現されるのです。良い一年となりますようにお祈りいたします。

いのちの源である神よ、
あなたはおとめマリアを御子の母として選び、
救い主を人類に与えてくださいました。
聖母を通して御子キリストを迎えるわたしたちに、
救いの喜びを味わわせてください。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。