年間第34金曜日 (ルカ21,29-33)

「あなたがたは、これらのことが起こるのを見たら、神の国が近づいていると悟りなさい。はっきり言っておく。すべてのことが起こるまでは、この時代は決して滅びない。天地は滅びるが、わたしの言葉は決して滅びない。」ルカ21,31-33

イエス・キリストが約束してくださった神の国は、人類の歴史の自然な発展の結果ではなく、この世界の創造主であり、真の支配者である全能の神の働きの結果、つまり神のわざ、神の恵みなのです。

世界が神の国に近づくのではなく、神の国から離れているように見えても、私たちはキリストの言葉を信頼して、神の国の実現のために、父である神に協力し続けることができますように祈りましょう。

全能の神よ、
あなたの支配に逆らう悪の力を滅ぼしてください。
罪から解放されたわたしたちがあなたの国を待ち望み、
正義を行う者となることができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

年間第30月曜日 (ルカ13,10-17)

「この女はアブラハムの娘なのに、十八年もの間サタンに縛られていたのだ。安息日であっても、その束縛から解いてやるべきではなかったのか。」ルカ13,16

イエス・キリストは、安息日に病人を癒されたことによって、安息日の掟が、絶対的なものではないということと同時に、愛の掟はどの掟よりも大事で絶対的なものであるということを、教えてくださったのです。

私たちはこの教えに従って、いろいろな伝統や習慣、また、聖書に書き記されている言葉や掟を、愛の実践を怠る言い訳に用いることがないように祈りましょう。

聖なる父よ、
あなたはキリストによってわたしたちをあがない、
神の子どもとしてくださいます。
あなたの愛を受けた民を顧み、御子を信じる人々に、
まことの自由と永遠の喜びをお与えください。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

10月28日 聖シモン 聖ユダ使徒 (ルカ6,12-19) 

「そのころ、イエスは祈るために山に行き、神に祈って夜を明かされた。朝になると弟子たちを呼び集め、その中から十二人を選んで使徒と名付けられた。」ルカ6,12

イエス・キリストは、ご自分が成し遂げられた救いのわざの実りを、全世界のすべての時代の人々に伝えるために、新しい神の民である教会を呼び集め、教会にその礎としてまた牧者として、使徒たちを与えてくださったのです。

洗礼を受けたことによって、キリストの教会に受け入れられた私たちは、使徒たちの後継者である教皇と司教たちとの一致のうちにイエスに従い、いただいた救いの恵みを他の人と分かち合うことができますように祈りましょう。

すべてを治められる父よ、
わたしたちは、使徒のあかしを通してあなたへの信仰に導かれました。
使徒シモンとユダの祈りに支えられて、
神を信じる人が日ごとに増し、教会が絶えず成長しますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。