年間第15金曜日 (マタ12,1-8)

「もし、『わたしが求めるのは憐れみであって、いけにえではない』という言葉の意味を知っていれば、あなたたちは罪もない人たちをとがめなかったであろう。」マタ12,8

昔も、残念ながら現在でも、宗教、または、神の名によって、人が他の人に害を与えることがありますが、そのように振る舞う人たちは、神のことをまったく知らないのだということがわかります。なぜなら、イエス・キリストが教えてくださったとおりに、人間の創造主である神は、すべての人々を愛し、一人ひとりのために善のみを求め、すべての人が神を愛するだけではなく、互いに愛し合うことをも、求めておられるからです。

神の名を悪用して、他の人に害を与えている人たちは、回心して、何かの組織や思想のためではなく、神の望みに従って、他の人のために生きるようになって、必要に応じて人を生かし高めるために、他の人の命を犠牲にするのではなく、イエス・キリストのように自分自身の命をささげることができますように祈りましょう。

 

年間第15木曜日 (マタ11,28-30)

「わたしの軛を負い、わたしに学びなさい。そうすれば、あなたがたは安らぎを得られる。わたしの軛は負いやすく、わたしの荷は軽いからである。」マタ11,29-30

   人間は、いくら大きな力を持っても、自力では幸せにならないので、自分の力によって幸せを手に入れようとする努力は、目指す結果が得られる可能性のないような労苦と同じように、空しいし辛いし、恐れや不安をもたらします。逆に、愛している人の善のための労苦は、実際に辛くても、それほど辛く感じていないし、喜びと平安をもたらすようなものなのです。

私たちは、真の平和と安らぎ、永遠に続く幸福を与えることのできる唯一の方であるイエス・キリストに、すべてをゆだねることによって、安心して生き、キリストの愛の力によって強められて、与えられた使命を果たし、より多くの人を支え、生かすことができますように祈りましょう。

全能永遠の神よ、
あなたの恵みは限りなく、
人の思いをはるかに超えて世界の上に注がれます。
わたしたちを罪の重荷から解放し、
まことの自由に導いてください。 
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

年間第15水曜日 (マタ11,25-27)

「そのとき、イエスはこう言われた。『天地の主である父よ、あなたをほめたたえます。これらのことを知恵ある者や賢い者には隠して、幼子のような者にお示しになりました。そうです、父よ、これは御心に適うことでした。』」マタ11,25-26

幼い子どもが、大人の助けがなければ生きることができないように、すべての人々は、父である神の助けなしに生きることができません。まして、私たちは、自分の力だけでは神の国に入り、永遠の命を手に入れることなどできないのです。

ますます多くの人々が自分の限界を認めて、幼子のように謙虚になって、全能の神である父の助けを受け、父を信頼し、その導きに従って生きることができますように祈りましょう。

全能永遠の神よ、
わたしたちは、
聖霊によってあなたの子どもとしていただきました。
あなたを父と呼ぶわたしたちを、
約束された永遠のいのちに導いてください。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。