復活節第2水曜日 (ヨハ3,16-21)

「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。神が御子を世に遣わされたのは、世を裁くためではなく、御子によって世が救われるためである。」ヨハ 3,16

  イエス・キリストを信じるとは、イエスがキリスト、つまり神に遣わされた救い主であると認めることだけではなく、キリストに信頼して、聞き従うことでもあるのです。私たちは、キリストのことを正しく理解することによってではなく、キリストに従うことによってだけ、つまりキリストと共に、キリストのように生きることによってだけ、永遠の命の源である神に近づくことができます。

イエス・キリストを信じる私たちは、自分の弱さや不注意のゆえに倒れても、キリストが示した道から逸れても、何よりも私たちの救いを求めるキリストのいつくしみ深い愛を思い起こし、恐れずにキリストのもとに戻り、和解し、父である神への道を歩み続けることができますように祈りましょう。

聖なる父よ、
わたしたちは年ごとに主の過越を記念し、
復活の希望に満たされます。
信仰をもって祝うこの神秘を、
日々生きることができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

 

 

復活節第4月曜日B年C年 (ヨハ10,1-10)

「はっきり言っておく。羊の囲いに入るのに、門を通らないでほかの所を乗り越えて来る者は、盗人であり、強盗である。門から入る者が羊飼いである」ヨハ10,1-2

  私たちの生活をもっと楽しく、もっと快適に、もっと健康的に、もっと豊かなものにすると約束している人は、殆どの場合、ただ私たちを利用して、自分の利益だけを求めていますが、私たちに永遠で豊かな命を与えると約束してくださったイエスは、私たちのために、ご自分の命をささげてくださったのです。

自分の利益よりも私たちの善を求め、ご自分の命よりも私たちの命を大切にしておられるイエスに信頼して、イエスに自分の人生を完全にゆだねることができますように祈りましょう。

聖なる父よ、
あなたは、倒れていた世界を、
ひとり子のへりくだりによって立ち上がらせてくださいました。
罪のきずなから解放されたわたしたちを喜びで満たし、
永遠のいのちに導いてください。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

 

 

復活節第3水曜日 (ヨハ6,35-40)

「父がわたしにお与えになる人は皆、わたしのところに来る。わたしのもとに来る人を、わたしは決して追い出さない。わたしが天から降って来たのは、自分の意志を行うためではなく、わたしをお遣わしになった方の御心を行うためである。」ヨハ6,37-38

  イエスは、ご自分のもとに来る人を、どんな人であっても受け入れてくださいます。それは、自分の利益ばかりを求める人であっても、罪を犯してきたことによってこの罪の対象に執着していて、正しい生き方や他人を愛することができない人であっても、必ず受け入れられるのです。ですから、誰でも安心してイエスのもとに近づけばいいのです。けれども、イエスが与えてくださる最高の賜物を受け入れることができるためには、開かれた心、つまり自分の価値観や自分の望み、また、人間関係や自分の生き方を、変える覚悟を持つ必要があるのです。

私たちはイエスと共に生き、イエスに従うことによって、イエスの働きを承諾し、自分自身を少しずつ変えることをイエスに承諾することができますように祈りましょう。

世界を治められる神よ、
あなたの家族を顧みてください。
信仰の恵みを受けた人々が御子イエスの復活にあずかり、
終わりなく生きることができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。