イエスのみ心の祭日B年 (ヨハ19,31-37)

 「兵士の一人が槍でイエスのわき腹を刺した。すると、すぐ血と水とが流れ出た。」ヨハ19,34

「そのとき、イエスはこう言われた。『天地の主である父よ、あなたをほめたたえます。これらのことを知恵ある者や賢い者には隠して、幼子のような者にお示しになりました。そうです、父よ、これは御心に適うことでした。』」マタ11,25-26

イエスのみ心の祭日を祝う私たちは、私たちと同じように有限の存在であったイエス・キリストが、人間の心で愛することによって、無限の存在である神の愛を現してくださったことを思い起こし、感謝します。

私たちは、イエス・キリストをますます深く知ることによって、父である神の愛を知ることができますように。そしてこの愛をますます豊かに受け入れ、イエスと同じように神の愛に生きることによって、この愛をまだ知らない人に示すことができますように祈りましょう。

聖なる父よ、あなたは、
人類の罪のために刺し貫かれた御子のみ心のうちに、
限りないいつくしみの泉を開いてくださいました。
わたしたちが、
心からの奉献によってキリストの愛にこたえることができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

5月14日 聖マチア (ヨハ15,9-17)

「わたしが父の掟を守り、その愛にとどまっているように、あなたがたも、わたしの掟を守るなら、わたしの愛にとどまっていることになる。これらのことを話したのは、わたしの喜びがあなたがたの内にあり、あなたがたの喜びが満たされるためである。わたしがあなたがたを愛したように、互いに愛し合いなさい。これがわたしの掟である。」ヨハ15,10-12

互いに愛し合う人々は、この愛によって結ばれています。愛が完成されたら、愛の絆も完成されますので、愛し合う人々は一つになるのです。イエスがいつも父である神と心を一つにすることができたのは、父である神を完全に愛していたからです。イエスは、同じように私たち一人ひとりと愛によって結ばれること、やがて、私たちと一つになることを求めておられるのです。

私たちは、イエスに忠実に従うことによって、つまり自分の意志や望みをイエスの意志や望みに、自分の心をイエスの心に合わせることによって、ますます深くイエスと結ばれて、完全な一致に向かって歩むことができますように、今日祝う聖マチア使徒の取り次ぎによって祈りましょう。

全能の神よ、
あなたは聖マチアを選び、
使徒団に加えられました。
わたしたちも、あなたの愛を豊かに受け、
聖人の取り次ぎに支えられて、
選ばれた人々の集いに入ることができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。
アーメン。

神のお告げ (ルカ1,26-38)

「マリアは言った。『わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように。』そこで、天使は去って行った。」ルカ1,38

神は人間を、愛によってご自分と結ばれて、ご自分の神性にあずかり、ご自分と一体となるために、ご自分に象って創造してくださいました。神の善意を疑って、神から離れた人間を救うために、つまり、創造主である神が人間のために初めに定めた目的に到達することが再び可能となるために、神はイエス・キリストにおいて人間性を受けて、御自ら人間になってくださったのです。

ますます多くの人々が、聖母マリアのように神に信頼を寄せて、神の導きに従うことによって自分自身を神に奉献し、神との完全な一致に向かって生きることができますように祈りましょう。

聖なる父よ、
みことばは人となり乙女マリアからお生まれになりました。
救い主イエス・キリストが
人となられた神であることを信じるわたしたちが、
神のいのちにあずかることができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。