三位一体の主日B年 (マタ28,16-20)

「(イエスは、弟子たちに言われた)『わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる。』」マタ28,20

誰かに「わたしはいつも、あなたと一緒にいる」と言われたら、どう思いますか。どんな気持ちになりますか。それは、きっと誰に言われるかによって異なるでしょう。自分の生活と何の関係もない人、つまりいてもいなくても何も変わらないような人でしたら、あまり気にしないでしょう。嫌いな人、それとも自分が怖がるような人でしたら、悲しくなって、気を落とすでしょう。でも、本当に好きな人、憧れの人や非常に尊敬している人、また、誰よりも力と助けになるような人でしたら、嬉しくなって、安心して、心が強くなるでしょう。

「わたしはいつも、あなたがたと一緒にいる」とイエスに言われた使徒たちは、非常に嬉しくなったし、心が強くなったに違いないと思います。なぜなら、彼らが、イエスと出会ってから、三年以上イエスに従って、イエスの素晴らしさ、イエスの愛やイエスの力などをよく知るようになったからです。ご自分の命をささげたほど自分たちを愛してくださり、復活によって死に打ち勝ったイエスこそ、誰よりもありがたい存在であって、本当の救い、本当の幸福を与えてくださる方であることを知った弟子たちは、いつまでもイエスと共にいたいと望むようになっただけではなく、イエスのことをすべての人に知らせたいとも望むようになったのです。この望みこそ、彼らにとってイエスがどれほど大切な方であったか、彼らがイエスをどれほど愛していたかということをよく表しているわけです。

あなた自身がイエス・キリストに、「わたしはいつも、あなたと一緒にいる」と言われたら、どう思いますか。どんな気持ちになりますか。この考えや気持ちは、自分自身とイエスとの関係について何を表しているのでしょうか。

ますます多くの人々がイエス・キリストを知るようになり、イエスと愛の絆で結ばれることにより、完全な愛によって一体となっている父と子と聖霊の命にあずかり、その愛の交わりのうちに永遠に生きることができますように祈りましょう。

聖なる父よ、
あなたは、みことばと聖霊を世に遣わし、
神のいのちの神秘を示してくださいました。
唯一の神を礼拝するわたしたちが、
三位の栄光をたたえることができますように。
聖霊の交わりの中で、
あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イェスーキリストによって。アーメン。